G1「第73回高松宮記念杯競輪」決勝戦予想

決勝戦予想

並び：１・９２・６３４・７５８

準決勝は落車が多発。S級S班も次々と姿を消し、予想とはかけ離れた決勝メンバーとなった。

徹底先行は不在。それでも、3車揃った福島勢、そして九州勢が先行勝負も辞さない構えで動くはず。一方、９郡司浩平は2車ラインで、自分の勝利に徹したレースができる。意識し合う別線の動向を見極めて、捲り・捲り追い込み中心の自在戦でG1・3勝目を挙げると見た。

１古性優作は単騎戦で厳しい組み合わせ。それでも、好枠を活かして前々に動けるはず。主導権を奪ったラインの４番手を確保し、先捲りを放てば押し切りは十分。

別線は、どちらが先手を取らされるかがかなり微妙な構成。それでも、５荒井崇博に任された７山田庸平がわずかに先行意欲で上回ると見て、主導権取りを見込む。その気持ちに応え、番手５荒井が踏み込むと、デビュー24年目にして悲願のG1制覇がある。

福島勢は後手に回らないことが絶対条件。６小松崎大地がレースを作れば、番手３佐藤慎太郎、今回絶好調の４成田和也の圏内突入は十分にあり得る。

《本線》3連単　9-1235-123458（20点）

《逆転》3連単　1-359-234589（15点）

《穴目》3連単　5-1238-1238（12点）

←７５８１９２６３４

九州勢の主導権取りに福島勢が早めの巻き返し。郡司、古性は迎え撃つ恰好か、早めに自力捲りを打っての力勝負か。

人気を集めそうなのは当然１古性、９郡司だが、どちらも3日間「人の後ろを回って」の着取りだった。つまり、自力戦は今節初めてで、そこに一抹の不安要素がある。

その点、九州勢の先頭７山田、福島勢の先頭６小松崎はしっかりと自力を出している。動けていることを評価すれば、どちらかのラインが主導権を奪ってのマーク選手の突き抜けが面白い。特に、福島3番手４成田の今節の動きは出色。久々の戴冠まで考えても良い。5=8、3=4、大穴で4-12589まで。