第17回サマーナイトフェスティバル
7月16日(金)~7月18日(日)まで、函館競輪場でG2「第17回サマーナイトフェスティバル」が開催される。今回は、「第17回サマーナイトフェスティバル」の勝ち上がり方式と注目選手をご紹介する。
勝ち上がり方式
サマーナイトフェスティバルの勝ち上がり方式は以下の通り。
初日
「特別選抜予選」1Rと、「予選」8Rを実施。「特別選抜予選」1~9着の9名と、「予選」1,2着および3着2名の18名、計27名が2日目「準決勝」へ進出。
2日目
「準決勝」3Rを実施。1~3着の計9名が最終日「決勝」へ進出。
予選は基本的に2着条件だが、準決勝はいつも通りの3着条件と、やや歪な勝ち上がり方式となっている。かつて2日制で行われていた時は、予選を9R戦い1着選手のみが決勝に進めるというバトルロイヤル的なトーナメントだったが、2015年に3日制となってからは上記のような勝ち上がりとなった。
また、同時開催の「ガールズケイリンフェスティバル」は3レース制のポイント勝負で勝ち上がりが行われる。こちらは、通常のガールズケイリン開催とポイントの変更はない。
注目選手展望
ここからは、サマーナイトフェスティバルの注目選手展望をお届けする。
北日本
いつも通り佐藤慎太郎・守澤太志の両SSを軸に、前を受け持つ小松崎大地、高橋晋也、渡邉一成と安定した戦力で上位逆転を狙う。後ろを固めるのは大槻寛徳、和田圭の両巧者。地元地区の後押しも受けて意地を見せたい。
編集部のイチオシ:大森慶一
地元からただ一人出場。初の函館ビッグレース参戦で決勝進出に燃える。
関東
総大将・平原康多は欠場明けで状態が不安。若手では吉田拓矢、黒沢征治、森田優弥に、後ろを固める諸橋愛、武藤龍生と結束力で一人でも多く決勝にコマを進めたい。
編集部のイチオシ:佐々木悠葵
強力なカマシ・捲りを武器に各地で大暴れ。既にF1で5回の優勝を飾っており、初のビッグでも注目の的だ。
南関東
こちらも例によって郡司浩平を軸に、前は深谷知広、野口裕史、松井宏佑、自在に岩本俊介、鈴木裕、後ろを和田健太郎、内藤秀久が固める強力な布陣。大戦力とも言える面子で制圧に挑む。
中部
相変わらず頭数不足で苦しい戦いが続くが、不動のエース・浅井康太が山口拳矢、皿屋豊とタッグを組んで上位に肉薄。吉田敏洋が若手のサポートに回る。
近畿
念願のタイトル獲りを目論む古性優作が、稲川翔とのタッグで再度挑戦。寺崎浩平に、欠場がちだがリズムは悪くない野原雅也が連携するとより心強い。マーク陣も東口善朋を筆頭に皆実績十分。結束して一角崩しへ。
編集部のイチオシ:三谷将太
ケガから復帰後、春先より調子が急上昇。最近4カ月の3着内率は80%に迫る安定ぶりだ。混戦を鋭くこじ開けるか。
中国・四国
昨年、松浦悠士との見事な連携で優勝を飾った清水裕友が史上初の連覇に挑戦。一方の四国勢は小川真太郎、太田竜馬、島川将貴、松本貴治に小倉竜二、阿竹智史、香川雄介と充実の戦力。注目は準決勝と決勝で中国・四国が連携するか、別線勝負を選択するかだろう。
編集部のイチオシ:町田太我
6月の松山トラック支援でG3初制覇を飾り、待望のビッグ初参戦。松浦との再度の連携に期待がかかる。
九州
山崎賢人・北津留翼の両機動型が中心。自在に立ち回る山田庸平、実績は断トツの中川誠一郎がジョーカー的な存在で上位に迫る。
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