西武園競輪G3 決勝戦結果
西武園競輪G3「ゴールド・ウイング賞」は今日決勝が行われ、千葉111期の野口裕史が優勝した。野口はG3初優勝。2着には岡村潤、3着には守澤太志が入った。払戻金は2車単が④⑨で2,490円、3連単が④⑨⑤で13,340円。
決勝戦回顧
初手は⑧町田太我―②園田匠―⑦村上義弘―③高橋晋也―⑤守澤太志―①宿口陽一―④野口裕史―⑨岡村潤―⑥萩原孝之。赤板で先に動いたのは③高橋だったが、それを一気に抑えて④野口が打鐘前から主導権。8番手に置かれた⑧町田は打鐘から巻き返したが、⑤守澤のブロックに遭い不発。中団に入った⑦村上、③高橋も捲れず、直線は④野口が力強く押し切り優勝。マーク⑨岡村は届かず2着。⑤守澤がゴール前強襲して3着に入った。
3日間バックを取っての快勝で決勝に進んだ野口裕史が、決勝戦も鮮やかな逃げ切りで念願のG3初制覇を飾った。
初手を控え、いつでも後方から発進できる態勢を築いた野口は、中団から先に動いた高橋晋也を行かせての仕掛け。打鐘前から主導権を奪った。それに呼応して巻き返しを取った町田太我は、守澤太志の強烈な牽制に遭ってスピードを殺され不発。この時点で勝負は中団より前のラインに絞られた。
しかし、ここからが野口のワンマンショー。最終バックで捲った高橋晋也、村上義弘は前に迫ることもできず、後ろからの仕掛けはことごとく不発に。直線も、マーク絶好の位置だった岡村潤、切り替えて強襲した守澤を振り切り、打鐘先行で記念初優勝を飾ってしまった。
先行有利が鉄則の西武園バンクとは言え、記念の決勝戦で打鐘先行逃げ切りという離れ業を達成した野口。やはり自分のペースに持ち込めば、後掛かりの良い先行で簡単には捲らせない強みがあった。今回は平原康多を筆頭に一線級が相次いで敗退する波乱があり、若干メンバーに恵まれた感はあったものの、それでも内容は強烈。器用なレースができるタイプではないだけに、今後もこのスタイルを貫き、G1で存在感を見せたい。
一方、別線自力で注目を集めた高橋・町田は野口の前に完封を許す内容。野口の出来が超抜だったこと、巻き返しの対応が難しい西武園バンクだったことが敗因か。また舞台を変えての逆襲に期待したい。
まとめ
野口裕史のG3初優勝で幕を閉じた西武園記念が終了し、次回のG3開催は4月22日(木)から開催される武雄競輪G3「大楠賞争奪戦」。SS4名が集結し、豪華な開催となりそうだ。どうぞお楽しみに。
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