富山競輪F2「輪pedia・みんなの競輪杯」開催展望・キャンペーン情報

今年も開催！「輪pedia・みんなの競輪杯」

富山競輪で開催される「輪pedia・みんなの競輪杯」も今回で3回目！今回は開催展望とキャンペーン情報をお知らせします。

開催展望

A級1・2班～Ａ級では実力断然の池野健太が中心

本来ならS級定着級の実力を持つ池野健太（兵庫）が中心。前々期は圧倒的な成績で優勝5回を数えたが、年末の連続失格が響き、今期A級に逆戻り。意外にも今年は優勝ゼロだが、若干相手に恵まれた感のあるここなら、そろそろ今年初優勝を挙げておきたい。

対抗勢力は中部勢。今期コンスタントに決勝に進んでいる藤井準也（岐阜）が軸になる。以前に比べて先行回数は減ったが、その代わり自在性を身に着けて成績が安定。ここも結果にこだわる立ち回りで逆転を期す。地元大将格は決め手上位の笹倉慎也（富山）。いざとなればタテも出せるだけに、混戦になれば突き抜けのシーンも十分。森川康輔（岐阜）はハマれば強敵打破の実力があるが、近況ピンかパーかの成績で安定感がない。今回はどちらに振れるか。地元期待の奥出良（石川）は予選大敗が続いているだけに、そろそろ恰好を付けたいところ。

一発候補は松尾勇吾（熊本）―萱島大介（大分）の九州勢。松尾は先行をやめ、ほとんど自力を出す場面もなくなってきたが、決勝レベルでは前々自在の立ち回りが求められそう。中四国勢は滝本泰行（岡山）が軸も、やや苦戦か。

A級チャレンジ～梅崎隆介・矢部駿人・河崎正晴の121期が軸に

優勝が確約されるレベルの傑出者は不在。軸になるのは梅崎隆介（長崎）か。8月別府で初優勝。開催中最終バックを必ず2本以上取る走りで着をまとめている。333m走路も既に奈良・防府で経験済み。ここは機動力の差で勝ち進むか。

対抗勢力は矢部駿人（岡山）。本デビュー後すでに6節を消化し、全て決勝に進んでいる。あと一歩のところで優勝には手が届いていないが、初優勝は時間の問題。今回のメンバーなら…という印象だ。また、河崎正晴（熊本）もここまで2度の決勝進出がある。まだ末の甘さは残るものの、実戦を経験して徐々に力を付けており、ここで初優勝があってもおかしくない。一方で、もう一人の121期・高橋優斗（大分）はまだ発展途上といった感じ。まずはしっかり準決勝を突破したい。

121期以外では、今期優勝3回の才迫勇馬（広島）が最有力。G1でも勝利経験がある実力者だけに、チャレンジでは明らかに力上位。矢部を足場に直線抜け出しのシーンがあっても。中部勢からは、地力上位の瀧本匡平（愛知）までが争覇圏内か。