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大宮競輪G3 決勝戦結果
大宮競輪G3「東日本発祥倉茂記念杯」は今日決勝が行われ、埼玉87期の平原康多が完全優勝を果たした。平原のG3優勝は今年2回目、通算26回目。大宮記念の優勝は通算で8回目となった。2着には佐藤慎太郎、3着には鈴木庸之が入った。払戻金は2車単が①②で220円(1番人気)、3連単が①②⑦で880円(2番人気)。
決勝戦回顧
周囲の絶大な信頼が産んだ平原の完全優勝は必然だった
初手は④森田―①平原―②佐藤―③清水―⑥合志―⑨岩本―⑤東―⑦鈴木―⑧河野。打鐘手前から⑦鈴木⇒⑨岩本の順でインを切るが、5番手に下げた④森田がホームで一気のカマシ。⑦鈴木がその後ろを追走する。③清水は8番手から捲り返しを狙うが、①平原がギリギリまで引き付けての番手捲りでそれを跳ねのける。直線は①平原がマーク②佐藤を振り切って1着。3着には⑦鈴木が流れ込んだ。
同県の後輩・森田優弥の先行に乗って、大宮の主・平原康多が貫録の完全優勝。立川記念に次ぐ記念連覇を飾ると共に、大宮記念8度目の制覇を飾った。危ないと思われたシーンは、最終バックで清水裕友に迫られたところのみ。それでさえも、タイミングを合わせて番手捲りを打てばまず振り切れるだろうという安心感さえ感じられたレースぶりだった。
初手というよりも、枠番が④①②のラインとなったことで、森田優弥は前を取って引き切ってのカマシ勝負を決めていただろう。この枠番ではまず前を取らされることが必至。かと言って、突っ張り先行では脚が持つはずもない。オーバーペースで先行すれば、平原の捲りのタイミングも難しくなり、別線に呑み込まれる危険性がある。それならば、一旦引いてのカマシで勝負するより外はない。後ろが平原、そして佐藤ならば離れることも無く、別線に競られる危険性をはるかに低くなる。そのような判断だったのだろう。
事は、我々の予想以上に関東勢に有利に運んだ。最終ホームで一気にカマした森田のスピードに別線は反応できず、3車をすんなりと出してしまった。そして、別線勝負だった鈴木庸之―河野通孝もその後ろを追走したことで、都合関東5車が連携するような格好でペースが流れていった。
清水はこれしかないの最終バック捲り返し。スピードは悪くなかったが、平原にギリギリまで引き付けられての番手捲りではどうしようもない。軽々と振り切られ万事休す。平原は直線も粘り良く、マーク佐藤を振り切って優勝のゴールを果たした。
連日目標とした選手がしっかり仕事を果たし、平原自身もその頑張りに応え続けた結果の完全優勝。初日特選は長島大介の先行から宿口陽一とのワンツー、2日目は坂井洋とのワンツー、3日目は森田優弥を際どく3着に残しての決勝進出と、そのレースぶりは安定、信頼そのものであり、全く危なげない4日間の勝利だった。
逆に、若手選手にとってもしっかり自分を着に残してくれるからこそ、平原の前でしっかり駆けようという意欲が湧き出てくるというもの。この周囲の絶大な信頼こそが、平原の今の地位を作り上げているのだろう。自力選手としても、マーク選手としても超一流の名にふさわしい競輪を見せる平原は、将来有望な若手選手が揃っている関東の総大将として、これからも地区を引っ張っていく。
まとめ
次回のグレードレース開催は1月21日(木)から開催される、松山競輪G3「金亀杯争覇戦」。松浦悠士、郡司浩平、守澤太志のS級S班を筆頭に、好メンバーが熱戦を展開する。どうぞお楽しみに。
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