守澤太志の2020年成績
通算成績：73戦19勝、2着18回、3着10回（棄権1回）／勝率26.0％、連対率50.6％
決まり手：逃げ2・捲り6・差し21・マーク8
優勝：防府、岐阜、宇都宮、静岡、四日市
G1成績：全日本選抜②⑥③⑤、和歌山⑦①④⑥、オールスター❹①③❼、寛仁親王牌❷❸③❺、競輪祭⑦③⑤①③
決勝進出回数：15回（出場節数21節、決勝進出率71.4％）
守澤太志の武器と弱点
守澤の武器は自在性と総合的な安定感の高さ。先行以外なら捲り・マークと自在に使いこなせる上、最終的には自分で踏み込めるため着をまとめる能力も高い。タテ脚兼備のため、新田祐大を始めとした北日本の自力選手に離れることもほとんどなく、確実に車券に絡める決め脚に定評がある。また、かつては失格点が貯まり2班に降班するなどレースの荒さが目立ったが、近年はその面も解消されている。
一方で、やはりトップクラスの選手と比べると地力の差は否めない。過去のG1決勝はほとんど見せ場なく敗れており、グランプリの舞台で上位に進出するには、かなりの展開の助けが必要となるだろう。本番は新田祐大－佐藤慎太郎の3番手回りが有力。直線勝負でどこまで前に差を詰められるか。
平塚競輪場での成績
守澤の平塚競輪場過去5節の成績と、過去の成績集計はこちら。
2017年7月F1…❸④❹
2014年6月F1…④④⑥
2012年5月G3…①⑨②④
2010年11月F2…❾⑤①
2010年7月F2…❾①❶
全成績：22戦7勝、2着3回、3着1回、優勝2回／勝率31.8%、連対率45.4%
決勝進出回数：3回（出場節数7節、決勝進出率42.8%）
2回の優勝はいずれもA級時代のもので、S級に昇級してからは目立った成績を挙げられていない。
まとめ
KEIRINグランプリ2020出場選手紹介・最終回の第9回は守澤太志を紹介した。これまでG3優勝1回の伏兵が、どこまで強敵相手に食い下がれるか。優勝すれば史上最大の下克上となることは間違いない。
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