京都向日町競輪F2「みんなの競輪カップ・京秋桜賞」（9/19～9/21）開催展望＆キャンペーン情報

京都向日町競輪F2 開催展望

9/19(火)～9/21(木)に開催される、京都向日町競輪F2「みんなの競輪カップ・京秋桜賞」の開催展望・キャンペーン情報。

A級　中部・近畿が断然の戦力も上位は混戦

抜けた存在はおらず、優勝争いは混戦模様。中でも注目は先行力抜群の高橋成英（愛知）か。8月小田原で完全優勝、近況の1着率は40%以上を数える。先行有利の向日町ならペースを握って押し切り有望だ。同県の山口智弘（愛知）・松山桂輔（愛知）が後ろを固めれば強固なラインが完成する。

A級での安定勢力・伊藤成紀（大阪）が逆転候補。捲り主体のスタイルながらこのクラスでは大崩れも少なく、順当に上位争いに絡んでくる。当地は久々でも、強敵不在の今節なら優勝争いは必至。前期S級の岸川哲也（大阪）とタッグを組めばさらに。地元からは菱田浩二（京都）が機動力を生かして共同戦線を張る。

東日本勢からは松田優一（茨城）の勢いが侮れない。5月にチャレンジで9連勝すると、直後の奈良ミッドナイトで昇班即優勝。8月には平塚でも優勝し、近況の3連対率は70%を超える。上川直紀（栃木）あたりとラインを組んで牙城を崩すか。その他、荒澤貴史（北海道）、中村弘之輔（北海道）の北海道コンビも狙って面白そう。

A級チャレンジ　新人・児玉が初優勝狙う

こちらも確勝級は不在。相手に恵まれた123期の児玉虎之介（岐阜）がデビュー初優勝を狙う。病気で本デビューは9月までずれ込んだが、弥彦で２①❷と3日間バックを取って活躍。強敵不在のここなら完全優勝も見込めそうだ。

逆転筆頭は泉谷直哉（兵庫）。88点を持った状態で7月にチャレンジに降班したが、その後は全ての開催で決勝を外さない抜群の安定感を見せている。予選・準決勝は強い機動型の番手となりそうだが、まずマークを外す場面はないだろう。同県の藤縄洋介（兵庫）とタッグを組む。

チャレンジでは実力上位の菅田謙仁（宮城）は先行力をフルに活かして粘り込む。ベテランマーク選手では會田正一（千葉）、吉野猛（愛知）に安定感がある。

ガールズ　柳原に下条・細田が迫り三つ巴ムード

銘柄級では柳原真緒（福井）が参戦。10月松戸G1へ向けての最終調整の意味合いもあるだろうが、地元地区なら順当に3連勝を飾って人気に応えたいところ。しかし、近況先行力が冴え渡り、6月から3優勝を数えている下条未悠（富山）が怖い。メンバーを見渡しても先行力は断トツだけにすんなりペースを握ると逆転は一考。混戦になれば細田愛未（埼玉）の捲りも飛び出しそうで、この3名による優勝争いか。前回松阪優勝で波に乗る小泉夢菜（埼玉）がそれに続く。