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第36回共同通信社杯特集~勝ち上がり方式と注目若手選手を徹底紹介!

第36回共同通信社杯特集②

開催間近・大特集中の第36回共同通信社杯。今回は、勝ち上がり方式(トーナメント)と注目若手選手を一挙紹介する。

なお、今開催は事前申し込みによる抽選に当選した方のみが入場できる。当日の入場・観戦は出来ないのでご注意いただきたい。

勝ち上がり方式

前回の歴史編で紹介した通り、共同通信社杯には初日特選(シード番組)が存在しない。そのため、一次予選から緊張感の高いトーナメントが展開される。

1日目:「一次予選」12レースを実施。各レース1,2着および、3着の内選考順位3名の27名が2日目「二次予選A」に進出。3着残り9名と4,5着および6着の内選考順位3名の36名が2日目「二次予選B」に進出。

2日目:「二次予選A」3レースと「二次予選B」4レースを実施。「二次予選A」各レース1着~5着と、「二次予選B」各レース1着~3着の27名が3日目「準決勝」に進出。

3日目:「準決勝」3レースを実施。各レース1着~3着の9名が最終日「決勝」に進出。

なお、最終日にはガールズケイリンコレクションが行われるため、男子選手のトーナメントは11レースとなる。すなわち、最終日まで走り切れずに帰郷する選手が出る可能性がある。

出場選手選抜方法

続いては、出場選手の決定方法。これも前回触れた通り、共同通信社杯は若手選手の登竜門として行われる開催であり、若手選手が多く斡旋されるように設定されている。出場選手選抜方法は以下の通り。

選考期間…1月〜6月、選考月…7月、最低出走回数…24回

① S級S班在籍者
② 直近前回のオリンピック自転車競技メダリスト
③ 東京オリンピック自転車競技トラック種目代表選手
④ 選手選考対象期間において2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)
に所属した者(開催時S級1班に在籍)
⑤ 共同通信社の推薦する者3名以内
⑥ ①から⑤で選抜された者を除く、日本競輪選手養成所101期から115期までの各期卒業の選手のうち、選考期間における平均競走得点上位者から順次25名に達するまで選抜する。
⑦ 選考期間におけるF1開催において、決勝第1位から第3位までの成績をおさめた選手の中から、上位の着位の回数が多い選手を順次選抜する。
⑧ ①から⑦により選抜された者が108名に達しない場合、残余の選手については、選考期間における平均競走得点上位者から順次選抜する。

今年は101期から115期の若手選手を多く選抜して斡旋している。

注目若手選手

ここからは、注目若手選手を地区ごとに紹介していく。

北日本

相変わらず役者がそろっている北日本。若手の筆頭は107期の新山響平(青森)だ。デビュー直後から未来のタイトルホルダーと期待されてきたが、今年に入りようやくG1・G2戦線でも存在感を見せてきた。そろそろ大きな勲章が欲しいところ。まずは、2016年競輪祭以来のビッグレース決勝進出を狙う。一方、115期の高橋晋也(福島)は近況トップクラスの壁に当たっている印象。まずは自分の役割をしっかりと果たしたい。

関東

競輪界の未来を担う若手有望株が揃っている関東。吉田拓矢(茨城)、鈴木竜士(東京)、山岸佳太(茨城)の107期3人に加え、113期からは森田優弥(埼玉)、河合佑弥(東京)、115期からは坂井洋(栃木)と売り出し中の若手選手が多数参戦する。近況の充実度光るのは鈴木竜士と坂井洋の2名。最近劣勢が続く関東勢の復権を目指し突進する。

南関東

注目はやはり113期の松井宏佑(神奈川)と、105期の渡邉雄太(静岡)だろう。抜群のダッシュ力で先月のオールスターでも存在感を見せた松井宏佑と、ビッグレースでも決勝進出歴のある渡邉雄太の2トップで、南関東に久々のタイトルをもたらすか。また、先日の向日町記念で全国に名前をアピールした109期・大石剣士(静岡)にも注目だ。

中部

出場選手数が少なめの中部からは、111期の皿屋豊(三重)が出場。近況決勝進出は少ないものの、一線級の相手にも全く引けを取らないレースが続いている。まずは二次予選を突破し、ビッグレース初の準決勝進出を果たしたい。

近畿

説明不要のスーパールーキー・117期の寺崎浩平(福井)が参戦。トップクラスを相手とする斡旋が続くが、全てのレースで高いレベルの走りを見せている。当然、今回も注目度はMAXだ。デビュー年にビッグレース決勝進出という快挙達成なるか。

中国

SSの清水裕友を除けば、107期の取鳥雄吾(岡山)、113期の宮本隼輔(山口)の2人が注目か。取鳥雄吾は長らく役者揃いの107期の中で隠れた存在だったが、ここに来てグンと実力をつけてきた。そろそろ大物食いの場面があってもいい。宮本隼輔は上手くペースを掴めればしぶとい走りが出来る。競輪王国になりつつある中国の急先鋒として実力を示したい。

四国

地味な印象だが、実は有望株が多く揃っている四国。107期の小川真太郎(徳島)、109期の太田竜馬(徳島)、島川将貴(徳島)、佐々木豪(愛媛)、111期の松本貴治(愛媛)と破壊力十分の若手が勢揃いだ。いずれも予選クラスなら優に突破できる地力の持ち主。大挙して準決勝に名前を連ねる可能性もある。

九州

G1・G2戦線では苦戦続く九州の希望の光が、111期の山崎賢人(長崎)。先日のオールスターでも準決勝に進んだ。共同通信社杯は一昨年、昨年と決勝に進んでいる相性抜群の開催。そろそろ同地区の引き出し役からエース格へと出世したい。

ガールズケイリンコレクション

また、最終日9レースには、ガールズケイリンコレクションが開催される。出場予定選手は以下の通り。

石井寛子東京34歳104期
高木真備東京26歳106期
梅川風子東京29歳112期
石井貴子千葉30歳106期
鈴木美教静岡26歳112期
柳原真緒福井23歳114期
大久保花梨福岡22歳112期

20代の選手が5人と、こちらも若手のエース格が多く揃った。注目はガールズケイリンフェスティバルを勝った高木真備、アルテミス賞を勝った梅川風子、ドリームレースを勝った石井貴子の3人。それを実績抜群の石井寛子大久保花梨が追う形か。ただし、実力差はほとんどなく、展開一つで結果はいくらでも変わってきそうだ。

まとめ

今回は共同通信社杯の勝ち上がり方式および注目若手選手を紹介した。初日特選がない分、一次予選および二次予選の勝ち上がり条件はやや緩め。それによって、若手選手もある程度思い切った仕掛けが出来そうだ。展開が目まぐるしく変わるスピード感満点のレースに期待したい。

なお、今開催は有観客での開催となるが、事前申し込みによる抽選に当選した方のみが入場できる。レース当日の入場・観戦は出来ないため、ご注意いただきたい。

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競輪歴12年(みんなの競輪チーム 所属)

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輪pedia 編集者兼ライターの「競輪歴12年」です。 長年培った知識を活かし、競輪に関する有益な情報を提供していきます。