防府競輪G3 明日から開幕

防府競輪G3「周防国府杯争奪戦」は明日から11月3日(祝・火)までの4日間で開催。3連覇を目指す地元のSS・清水裕友、今年記念5回目の制覇を目指す郡司浩平を中心に今回も好メンバーが集結した。メインレースの初日特選を中心に、初日の展望をお届けする。

メインレース・初日特選

選手名登録地競走得点年齢期別
山田英明佐賀117.313789
×清水裕友山口113.3325105
吉田拓矢茨城116.0925107
小倉竜二徳島115.054477
郡司浩平神奈川117.433099
村上義弘京都112.784673
中川誠一郎熊本110.904185
園田匠福岡113.393987
和田健太郎千葉115.553987
並び:①⑦⑧・②④・③・⑥・⑤⑨

まず、SS3人の中で圧倒的に出来が良いのが⑤郡司浩平。記念では1着を量産、前回寛仁親王牌でも決勝進出と、高いレベルで安定している。防府も3年連続の記念参戦で、ここ2年連続で決勝進出と相性も悪くない。機動力上位の③吉田拓矢が単騎戦となったことで仕掛けやすいメンバー構成。一気の仕掛けで別線を完封するか。番手⑨和田健太郎は近況勝ち切れないが、追走なら問題ない。

そして気になるのは②清水裕友の状態。オールスター後はわずか1勝、前回寛仁親王牌も❸❽④⑨という成績に終わり、絶好調時とは程遠い状態に見える。グランプリへ向けてというより、自身の精神面でもこの地元記念は譲りたくないところ。3連覇へ向けて、まずは初日をどう乗り切るかに注目が集まる。

別線では九州勢が3車揃って強固なラインを形成。①山田英明が先頭を務める。防府記念は4年連続の出走となる①山田だが、過去2年は決勝戦でいずれも大敗。全体的にも大きな着が目立つだけに、いかにしてそのデータを突破するか。⑦中川誠一郎⑧園田匠にもうまく展開を回せるように動きたい。

③吉田拓矢は実に3年9カ月ぶりの防府参戦。その上単騎戦となるが、前回寛仁親王牌は4日間バックを取る競走で奮闘。33バンクに苦手なイメージは全くなく、むしろ機動力を活かせる舞台でプラスに働くと考える。今シリーズも注目したい。

本線は⑤郡司⑨和田の南関東ワンツーで⑤⑨。③吉田のゴール前強襲があると③⑤、⑤③が逆転①山田が積極的に攻めると⑦中川の台頭があり、⑦①、⑦⑧。②清水は調子を確かめる意味でもここは静観したい。

その他の注目レース

11R【島川―桑原のワンツーが濃厚】

決勝で清水と連携するのが最低ノルマという感じの②桑原大志。初日は⑤島川将貴という願ってもない目標を得た。別線との実力差は相当。順当にワンツーを決める。②⑤、⑤②。

10R【地元記念2回目の宮本が飛翔】

一時期の不調を完全に脱出し、得点も持ち直した⑦宮本隼輔。昨年の記念は準決勝まで進んでいるだけに、今年はもちろん決勝進出が大目標。初日は③柏野智典との連携で確実に決める。⑦③、③⑦

9R【強敵にもまれ続けた坂井が成長示す】

G1・G2の大舞台を経験し、一回りも二回りも成長した⑦坂井洋。周囲の大きな期待に応えるためにも、この辺りで勲章が欲しいところ。初日は①佐々木雄一との連携で人気に応える。⑦①、①⑦。

7R【安定感課題も竹内が逃走劇見せるか】

⑦竹内雄作の課題は安定感。徹底先行が売りなだけに仕方ない部分はあるが、二次予選までは確実に連に絡んでほしい。気心知れた①川口公太朗との連携でここはワンツー。⑦①、①⑦。

4R【山本に新鋭・伊藤が挑む好カード】

S級特進後しばらくは苦戦したが、ここ3戦連続で決勝進出と急激なリズムアップが見込める⑤伊藤颯馬①山本伸一⑦神田紘輔の近畿勢が相手でどこまでやれるか。注目の一戦。本線は①⑦、⑦①から。

3R【地元記念初参戦・久保田の動きがカギに】

今期はS1ペースで堅実な走りが続く①久保田泰弘。すでに先行は辞めており、先行しない松浦悠士のような自在選手として頭角を現している。ここは南関東勢3車相手にどの位置を狙ってくるか。本命は南関東ラインの番手②岡村潤で②①、②⑤が本線。

まとめ

月末の競輪祭へ向けて、残る記念開催は防府と四日市の2つのみ。ここをステップとして競輪祭へ万全の状態で臨みたい選手も多いだろう。また、若手選手にとって記念開催は実力を全国にアピールできる貴重な場。ここで頭角を現し、来年以降へつなげたい選手も多数参戦する。いずれにしても、今回も激戦必至の4日間。どうぞご注目いただきたい。

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