平塚競輪場の特徴を分析

12月30日に平塚競輪場で行われるKEIRINグランプリ2022。今回は、平塚競輪場の特徴、決まり手、平均配当を徹底分析していく。

平塚競輪場のバンク特徴

まずは、平塚競輪場のバンク特徴から。基本のバンクデータは以下の通り。

バンク周長400m
見なし直線距離54.2m
センター部路面傾斜(カント) 31゜28´37″
ホーム幅員11.0m
バック幅員9.3m
センター幅員7.5m

平均的な400mバンクで、直線距離もほぼ全国平均よりやや短い程度。特に直線で伸びるコースも無く、どの戦法でも力を発揮しやすい。やや先行ラインの番手か、捲りが有利なくらいで、後は目立った特徴も無い。

通常はナイター開催が行われるため、バンクのコンディションは選手コメントを通して確認する必要があるが、グランプリは日中開催のため大きく状況が変わることも想定しにくい。そのため、全選手フラットな状態でのレースが期待できそうだ。

平塚競輪場の決まり手

続いては、平塚競輪場の決まり手を見る。今回の調査対象は以下の計124R。

・2021年~2022年の記念開催(S級戦9車立て93R)

・KEIRINグランプリシリーズ2020(S級戦9車立て31R)

1着割合2着割合
逃げ14回11.2%13回10.6%
捲り54回43.2%19回15.4%
差し56回44.8%49回39.8%
マーク1回0.8%42回34.1%

逃げ・捲りの決まり手が、差しの決まり手を上回っており、自力選手にやや有利な傾向が出ている。逃げ切りは力のある選手でないと厳しい。

2着率は差しが際立って高く、マーク率を上回っている。そのため、逃げたラインの番手か、後方からの追い込みによってラインが崩れる決着にも警戒したい。

平塚競輪場の平均配当

続いて、平塚競輪場の平均配当に触れる。今回も例によって、対象は2車単と3連単のみとする。

3連単2車単
最高配当498,000円65,390円
最低配当340円150円
全体平均配当28,298円3,864円
万車券出現数48R10R
万車券率38.4%8.0%

3連単の万車券率は38%。万車券率自体は水準程度だが、最高で50万円近い配当が出ており、平均配当は割と高め。特にKEIRINグランプリシリーズは出場選手の実力が拮抗しており、展開が乱れると大きく荒れる場面も見られる。高配当を狙っても良い開催といえるだろう。

平塚競輪場の傾向まとめ

・どの戦法にもチャンスあり

・捲り/先手ラインの番手が狙いの基本なのは変わらないが、別線の追い込み選手にも注意

・KEIRINグランプリシリーズは高配当も狙える

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