全日本選抜競輪G1 決勝戦結果
G1「第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪」は今日決勝が行われ、大阪100期の古性優作が優勝した。古性は昨年に続き全日本選抜連覇、G1は通算4勝目となった。2着には守澤太志、3着には三谷竜生が入った。払戻金は3連単が7-9-8で6,630円。
決勝戦回顧
初手は2新田―9守澤―5成田―3浅井―4吉澤―6香川―1脇本―7古性―8三谷。打鐘で仕掛けた1脇本の番手に2新田が飛びつくが、7古性がそれを凌いで近畿勢のペース。3浅井はバック捲り不発。直線は番手から抜け出した7古性が、中を割った9守澤を退けて1着。9守澤は8三谷を捕らえて2着に入った。
初手で決まったレースの流れ…捌きの格の差を見せつけた古性に凱歌
初手で新田が飛び出して、東北勢が前受け。一方の近畿は後方から。この時点で、立川記念同様新田の番手飛び付きはほぼ確定した。脇本からしても、抑えて駆けてわざわざ競らせるよりは一気に飛び出した方がペースを握りやすい。初手で、後は新田が脇本のダッシュに対応できるかがレースの焦点となった。
脇本の状態が万全であれば、新田に飛びつく隙も与えずに前を叩けていたはず。しかし、500バンクということもあり今回は新田が飛び付けるような仕掛けになってしまう。
それでも古性と新田では、ヨコの動きを含めた「捌き」の格の差は歴然だった。古性があっさりと番手を守り、近畿勢はすんなり連携を戻す。こうなってしまえば、古性に死角はなし。ゴール前で守澤が鋭く中を割ったが、それらを尻目に余裕の差し切り勝ちを決めた。
脇本はまずは回復を。新田は番手の捌きを成長させよ
繰り返しになるが、脇本の今回の状態は決して万全ではなかった。それでも、初日・準決勝・そして決勝と、手負いながらも十分な力の差を見せつけた。そして、古性もその動きに応え、準決勝・決勝は余裕の運行。脇本が万全なら、昨年同様この2人で死角が一切見当たらないレースを今年も続けられるだろう。まずは、脇本は腰の状態を万全にして戻ってきてもらいたい。
問題なのは、またも近畿勢に退けられた新田率いる東北勢。2段駆けでもダメ、番手飛び付きでもダメ、しかもその相手が手負いの脇本…という状態では、正直言って八方塞がりと言わざるを得ない。こうなった以上は、軸となる新田自身が番手の捌きを成長させるしかない。前も後ろも実績十分の選手が揃っているのだから、あとは自分の運行次第で結果は変わってくるはず。ここ数回の結果を糧に、次回は逆転を狙ってもらいたい。
次回グレードレース案内
次回グレードレース:3/4(土)~3/7(火) 大垣競輪G3 水都大垣杯
主な出場予定選手:古性優作(大阪)、新山響平(青森)、平原康多(埼玉)、山口拳矢(岐阜)、吉田有希(茨城)、岩本俊介(千葉)、坂口晃輔(三重)、犬伏湧也(徳島)、小倉竜二(徳島)
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