競輪の基本はライン
競輪の基本・ライン。ラインで上位独占となれば配当が低くなるのが一般的で、A級戦になるとライン123で3連単が100円台というレースも珍しくない。そのため、穴党の中にはラインをどうにか崩して、筋違いで決着するような車券を狙うファンも多い。
しかしそんなライン決着でも、ある選手に人気が集中している際は、その選手が飛ぶだけで思わぬ高配当が飛び出すこともある。今回は、そんなライン決着で高配当となったレースを紹介。
ケース1 2021年1月28日豊橋11R
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並びは178・624・359。当時売り出し中だった1山口拳矢と地元7金子貴志に人気が集中し、2車単は1-7で1.5倍。3連単は1-7-5で5.3倍が1番人気となった。
しかしレースは6吉田昌司が逃げると、番手2杉本正隆の好ブロックもあり1山口拳矢が捲れない展開。中団以降がもつれたこともあって前を行った関東ラインで上位独占となり、3連単は2-6-4で76,820円。ラインの単純な差し目を買うだけで7万車券が手に入る結果となった。
ケース2 2023年9月16日前橋1R
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並びは147・2・653。2分戦ということもあって123期の新人1佐々木祐太に人気が集中し、2車単は1-4で1.3倍、3連単が1-4-7で1.8倍と極端な人気となった。
フタを開けてみると、一度は突っ張った1佐々木祐太を6大知正和が打鐘で叩くことに成功。その後は絶妙なペース配分で捲らせなかった6大知正和が逃げ切り、5竜門孝宗―3中畑利英と別線の中部近畿ラインで上位独占。それでも3連単は6-5-3で76,690円と、今度はライン並び順で7万車券という結果となった。
ケース3 2019年3月25日松阪11R
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並びは81・294・63・57。当時S級に上がりたてだった2宮本隼輔に人気が集中し、2車単は2-9で1.6倍、3連単が2-9-4で3.8倍とS級戦としては断然の人気となった。
しかしレースは2宮本隼輔が後方に置かれて捲り返せず大敗。人気の中国勢は完全に瓦解し、主導権を奪った6大谷靖茂―3八日市屋浩之の中部勢が大逃げの形で直線も後続を寄せ付けず、最後は3八日市屋浩之が差してワンツー決着。ラインでも最も人気のなかった2人の決着ということもあり、2車単は3-6で34,680円、3連単は3-6-7で601,790円と超特大の配当となった。仮に3連単で中部ワンツーを折り返し3着を総流ししていたら、14点で60万車券を的中できていたことになる。
このように、どこかに人気が集中していると別線や第3のラインで決着した時に思わぬ高配当を獲得できることもある。穴党の皆さんもその点を考慮に入れると、また違った的中に巡り合えるかもしれない。
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