3月31日、韓国・光明競輪場で第12回開催の決勝が行われ、74連勝中だった韓国最強選手・林採彬(イム・チェビン、임채빈)が敗れる波乱が起きた。

単勝1.1倍の圧倒的1番人気でレースを迎えた林採彬だったが、最終ホームで番手から捲った全元規(チョン・ウォンギュ、전원규)の掛かりが良く、外に浮かされる展開。直線に入って差を詰めたが捕らえきれず、2022年のグランプリ以来実に1年3か月ぶりの黒星。昨年1月から続いていた連勝記録は74でストップした。

林採彬は大邱体育高校出身で2020年デビュー。2014年にはアジア競技大会男子チームスプリントで韓国チームの金メダルに貢献するなどの実績を持つ。デビュー直後から連勝街道を突き進み、2021年9月17日~2022年12月24日の間に負けなしの89連勝を記録。2022年グランプリで丁鐘珍(チョン・ジョンジン、정종진)の3着に敗れた後も勝ちまくり、2023年はグランプリを含む60戦負けなし。今年に入っても4節連続完全優勝を含む14連勝を記録していたが、ここでその記録にピリオドが打たれた。

一方、勝った全元規は2018年デビュー。2月に行われたスポーツソウル杯決勝では林採彬の3着に敗れていたが、それ以外は負けなしの10勝3着1回できており、ここで雪辱を果たす結果となった。

当然車券は林採彬の頭で人気が被っていたため、2番人気だった全元規の1着でも高配当。3連単は100.9倍の「万車券」だった。

レース結果は以下のリンクから

https://www.kcycle.or.kr/contents/information/raceResultDetailPage.do?stndYear=2024&raceDt=0331&tms=12&tmsNoNum=12&dayOrd=3&meetCd=001&raceNo=16&allYN=N&chkRaceNo=20#1

※レース映像は右端「동영상」下のPCマークをクリック。

リンク元:경륜경정총괄본부(競輪経済総括本部)、https://www.kcycle.or.kr/

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