第63回朝日新聞社杯競輪祭

11月18日(木)~11月23日(祝・火)まで、小倉競輪場で第63回朝日新聞社杯競輪祭が開催される。今回は、一次予選がポイント制になった競輪祭の勝ち上がり方式をご紹介する。

勝ち上がり方式

ご存じの通り、2018年から競輪祭は6日制ナイター開催となり、勝ち上がり方式も大きく変化した。一次予選から二次予選の勝ち上がりはポイント制となった他、前半3日間は後半4Rにガールズグランプリトライアルも行われるため、男子の予選は8R開催となる。それでは、6日間の勝ち上がり方式を男子⇒女子の順に解説する。

男子

1日目~3日目:「一次予選」1走目・2走目各12レース、計24レースを実施。選手は3日間で「一次予選」を2回走ることになる。それぞれ着順ごとに得点が割り振られ、2レースの合計得点上位者が4日目の「ダイヤモンドレース」「二次予選A」「二次予選B」に進出。

合計得点1位~9位:「ダイヤモンドレース」

合計得点10位~36位:「二次予選A」

合計得点37位~63位:「二次予選B」

「一次予選」1走目および2走目の得点は以下の通り。

1着2着3着4着5着6着7着8着9着棄権
1走目10987654321
2走目131197654321

なお、合計得点が同じ場合は、出場選手選考順位が高い選手が優先して選抜される。また、落車・失格等により途中帰郷した選手が出た場合でも、一次予選が終了する3日目までは補充は行わない。

4日目:「ダイヤモンドレース」1レース、「二次予選A」3レース、「二次予選B」3レースを実施。「ダイヤモンドレース」1着~9着、「二次予選A」各1着~4着、「二次予選B」各1着、2着の計27名が5日目「準決勝」に進出。

5日目:「準決勝」3レースを実施。各1着~3着が最終日「決勝」に進出。

3日目までの一次予選はガールズケイリンのようなポイント制で行われる。そのためシード番組などは存在せず、1走目よりも2走目の方が点数が高くなっているのもガールズケイリンと同じである。なお、4日目以降の勝ち上がりは先月の寛仁親王牌と同じであるため、ここからは比較的分かりやすくなっている。

女子

「ガールズグランプリトライアル」として、通常のガールズ開催と同じトーナメントが2つ行われる(いわゆる「ツイントーナメント」方式)。すなわち、優勝者が2人出ることになり、その2人の優勝者は12月28日のガールズグランプリの出場権を得る。

初日、2日目は9R~12Rに予選1走目、2走目がそれぞれ行われ、2日間の合計得点上位者が3日目の11R、12Rに行われる決勝戦に進む。

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