函館競輪公式Twitterより(https://twitter.com/rinrinchallenge/status/1387061809857785859

ガールズケイリン全場優勝の偉業達成

5月5日、福井10Rのガールズ決勝で石井寛子(東京104)が優勝。石井は2013年5月のデビュー後通算8年目にして、ガールズケイリンが開催された全40場(千葉、小田原、小松島を除く)で優勝を飾った。今回は、ガールズケイリン史上最多の114回の優勝を誇る石井寛子の足跡を振り返る。

初優勝

デビューは2013年5月10日の地元・京王閣競輪場。デビュー戦を3車身の快勝で飾ると、連勝で勝ち上がった決勝も最終バック3番手から豪快に捲り、後続に8車身差をつける圧勝劇。鮮烈なデビューを飾った。

優勝50回目

2017年7月22日の立川競輪場で節目の50回優勝を達成。石井貴子(千葉106)とのデッドヒートを制した。

ガールズグランプリ2017優勝

2017年12月には、ガールズグランプリ5回目の出場で初優勝。最終バックは同郷・奥井迪(106)の先行の番手という絶好の展開。直線は粘る奥井をタイヤ差差し切った。この年は22,631,000円の賞金を獲得、初の年間賞金女王にも輝いた。

優勝100回目

https://www.youtube.com/watch?v=0m2riwVxAys

2020年6月21日のいわき平競輪場では、ガールズケイリン史上初となる通算優勝100回を達成。

ガールズケイリン初の通算400勝

更には2021年2月4日の西武園7Rで1着となり、ガールズケイリン初の通算400勝を達成。デビューから通算553戦目、7年8か月での達成だった。

石井寛子データ

石井の全40場の初優勝年月日と、通算優勝回数は以下の通り。

競輪場初優勝年月日優勝回数
函館2014年6月14日3回
青森2013年9月8日4回
いわき平2018年2月25日4回
弥彦2013年10月27日2回
前橋2014年5月24日3回
取手2019年2月4日1回
宇都宮2019年1月10日4回
大宮2019年9月17日3回
西武園2015年3月2日6回
京王閣2013年5月12日8回
立川2017年7月24日1回
松戸2018年7月16日1回
川崎2017年7月2日3回
平塚2013年6月2日3回
伊東温泉2013年11月24日4回
静岡2015年5月2日3回
名古屋2013年5月26日4回
岐阜2018年2月3日2回
大垣2016年7月12日3回
豊橋2020年4月7日1回
富山2016年11月14日1回
松阪2016年2月5日4回
四日市2015年2月4日2回
福井2021年5月5日1回
奈良2013年10月7日2回
向日町2017年4月17日2回
和歌山2014年9月21日4回
岸和田2018年9月13日1回
玉野2017年4月30日3回
広島2018年3月4日2回
防府2013年8月30日3回
高松2019年3月14日3回
高知2015年11月21日2回
松山2013年6月23日6回
小倉2014年1月9日8回
久留米2016年2月27日2回
武雄2018年10月5日1回
佐世保2014年11月30日2回
別府2015年7月24日2回
熊本2014年11月20日1回

まとめ

何度かピックアップされているが、現在の石井の通算優勝回数114回は、男子を含めた全選手の中でも、神山雄一郎(栃木61)の171回に次ぐ現役2位の数字である。ガールズ2期生としてデビューして8年目に突入したが、その実力は全く色あせる所を知らず、今年に入ってはむしろ進化しているようにも思える。今後もどこまで優勝を積み重ねるのか、その快進撃に注目したい。

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