S級最高齢・58歳萩原操が引退
5月2日、三重の重鎮・萩原操(51期)が日本競輪選手会に選手手帳を返納し、現役を引退した。
最年長S級在籍記録(58歳9ヶ月)、最長S級在位記録(34年)、最年長A級1・2班戦優勝記録(56歳10ヶ月)など、様々な大記録を樹立したレジェンドの引退。萩原はスポーツ紙の取材に対し、「体調を崩したことと、メンタル的な問題。この年齢で1カ月間も休むとゼロになってしまう。気持ちが切れてしまったし、負ける前提で走るのもファンの皆さんに失礼に当たると思ったので、引退を決意した」と胸中を語った。
引用元記事(スポニチアネックス):https://news.yahoo.co.jp/articles/612c69d623b109fb1f619594a05ebca8ea50b627
今回は、偉大なレジェンド・萩原操の足跡を振り返る。
萩原操の足跡
1983年
9月2日、大宮でデビュー。初出走初勝利を達成(デビュー節は147)。12月19日、地元・松阪でデビュー初優勝(❾③➊)。
1984年
A級に昇級。2月20日、松阪でA級初優勝(完全優勝)。同年、S級に昇級。11月の第26回競輪祭全日本新人王戦で特別競輪初出場。
1985年
11月の第27回競輪祭全日本新人王戦で決勝4着に入る。
1986年
10月12日、豊橋でS級初優勝(③➀➊)。
1988年
11月の第30回競輪祭で特別競輪初勝利(➀⑥65)。
1992年
11月の第34回競輪祭で決勝4着(③②②❹)。
1998年
9月の第41回オールスター競輪(一宮)で決勝7着(③③③❼)。
2009年
3月の第62回日本選手権競輪(岸和田)で、日本選手権通算20回出場達成。
2014年
1月1日付でS級1班に復帰。3月の第67回日本選手権競輪(名古屋)で、日本選手権通算25回出場達成。
7月30日、地元松阪にてS級戦を51歳0ヶ月で優勝。それまで伊藤公人(埼玉40)が保持していたS級最年長優勝記録(49歳8ヶ月)を上回ると共に、史上初の50歳代でのS級優勝を達成した。
9月7日、同じく松阪にてS級戦優勝。S級最年長優勝記録を51歳1ヵ月に更新した(この記録は後に、西川親幸(熊本57)が52歳4カ月まで更新)。
2015年
7月29日、S級1班格付けのまま52歳となり、伊藤公人が保持していた最年長S1在位記録を更新。
2016年
9月8日、青森競輪G3初日6R・一次予選を53歳1ヶ月で勝利。記念競輪における勝ち上がり戦最年長勝利記録を更新。
2018年
1月1日付でA級1班に降級。連続S級在位記録は34年で途切れた(歴代1位)。同年7月にふたたびS級に復帰。
2020年
6月9日、四日市にてA級戦を優勝。A級1・2班戦における最年長優勝記録を56歳10ヶ月に更新した。
2021年
7月1日付でS級に復帰。自身が持つS級最年長在籍記録を更新。同年11月26日、小松島6Rで勝利し、自身が持つS級最年長勝利記録を58歳3か月に更新。これが最後の勝利となった。
2022年
5月2日、引退を表明。通算成績は3351戦393勝、優勝23回(内G3は3回)。
競輪界に数々の輝かしい記録を打ち立てたレジェンドが、また一人バンクを去ることとなった。しかし、その記録と記憶は、いつまでも色あせることはないだろう。
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