第62回競輪祭 準決勝予想
「第62回朝日新聞社杯競輪祭」は開催も佳境の5日目。4日間の激闘を勝ち上がった27名による準決勝戦が争われる。
10R【郡司―和田がグランプリへの切符を掴むワンツー】
印 | 番 | 選手名 | 登録地 | 競走得点 | 年齢 | 期別 | 今回成績 |
① | 東口善朋 | 和歌山 | 115.27 | 41 | 85 | ②⑤③ | |
◎ | ② | 郡司浩平 | 神奈川 | 116.61 | 30 | 99 | ①②❶ |
△ | ③ | 諸橋愛 | 新潟 | 115.53 | 43 | 79 | ⑥①② |
× | ④ | 新山響平 | 青森 | 113.00 | 27 | 107 | ①①❾ |
▲ | ⑤ | 深谷知広 | 愛知 | 116.50 | 30 | 96 | ②③② |
⑥ | 宿口陽一 | 埼玉 | 107.96 | 36 | 91 | ②③② | |
⑦ | 坂口晃輔 | 三重 | 113.05 | 32 | 95 | ⑤②③ | |
⑧ | 稲垣裕之 | 京都 | 109.42 | 43 | 86 | ③③① | |
○ | ⑨ | 和田健太郎 | 千葉 | 115.45 | 39 | 87 | ②①❹ |
いきなり混戦模様の10R。しかし、総合力では②郡司浩平が他を上回っている。ダイヤモンドレースも、松井宏佑の番手から松浦悠士・新田祐大の猛攻を全て振り切って1着。出来は全く問題ない。後ろに⑨和田健太郎を連れて、二人で気分よくグランプリ出場を確定させよう。②⑨が本線。
別線ではやはり④新山響平の先行力が魅力。ダイヤモンドレースこそ松井宏佑の気持ちに屈したが、ここに入れば主導権は奪いやすい。③諸橋愛がマークに入り、フル回転で粘り込みを狙う。番手③諸橋の差し切りで③④、③②が逆転。
⑤深谷知広は例によって細切れ戦の8番手になる可能性が高く、中団から②郡司に先捲りを放たれる展開では明らかに苦しい。先に仕掛けて、2コーナーまでに前を捕らえるレースが出来ればよいが…。近畿勢は他力本願の構成で苦戦必至。
11R【松浦の総合力に浅井が意地で迫るか】
印 | 番 | 選手名 | 登録地 | 競走得点 | 年齢 | 期別 | 今回成績 |
◎ | ① | 松浦悠士 | 広島 | 118.00 | 29 | 98 | ①①❷ |
▲ | ② | 浅井康太 | 三重 | 115.73 | 36 | 90 | ①③① |
× | ③ | 平原康多 | 埼玉 | 114.59 | 38 | 87 | ①④④ |
④ | 鈴木庸之 | 新潟 | 109.11 | 35 | 92 | ⑤④② | |
○ | ⑤ | 小倉竜二 | 徳島 | 115.04 | 44 | 77 | ①①❻ |
△ | ⑥ | 東龍之介 | 神奈川 | 107.66 | 30 | 96 | ⑧③② |
⑦ | 長島大介 | 栃木 | 109.75 | 31 | 96 | ④⑤① | |
⑧ | 志智俊夫 | 岐阜 | 108.08 | 48 | 70 | ③④④ | |
⑨ | 松井宏佑 | 神奈川 | 112.68 | 28 | 113 | ②①❽ |
ここも総合力で①松浦悠士を本命視する。ダイヤモンドレースは郡司浩平に完全に仕掛けを合わされて万事休すかと思われたが、和田健太郎を捌いて意地の2着確保。常識を超えたレースぶりで安定感を示した。ここは神奈川勢と関東勢の主導権争いが有力。冷静に流れを見極めて仕掛ければ問題ない。①⑤が本線。
逆転でのグランプリ出場を狙う②浅井康太が鋭く迫る。ここは自力戦となるが、①松浦に乗って直線勝負か、先捲りの展開で抵抗すれば3着以内は確保できそう。①②、②①も五分。
関東勢は3車結束で⑦長島大介が主導権を奪いたい。早めに抑える展開で③平原康多が抜け出しを狙うが、一次予選2走目、二次予選の動きが若干不満。その上、⑨松井宏佑のダッシュ力が⑦長島を完全に上回っており、上手く主導権を奪えるかどうかも微妙な構成。展開の助けが必要か。⑨松井はとにかく行くだけ。⑥東龍之介が食い下がれば、強力メンバー相手に一泡吹かせられるかもしれない。
12R【新田がフルスピードで別線粉砕。山田食い下がる】
印 | 番 | 選手名 | 登録地 | 競走得点 | 年齢 | 期別 | 今回成績 |
▲ | ① | 山田英明 | 佐賀 | 116.80 | 37 | 89 | ⑤①① |
◎ | ② | 新田祐大 | 福島 | 121.62 | 34 | 90 | ①①❸ |
③ | 古性優作 | 大阪 | 112.72 | 29 | 100 | ④②④ | |
④ | 稲川翔 | 大阪 | 110.90 | 35 | 90 | ③①❼ | |
× | ⑤ | 園田匠 | 福岡 | 112.50 | 39 | 87 | ③⑦① |
⑥ | 芦澤辰弘 | 茨城 | 109.50 | 32 | 95 | ③⑥② | |
○ | ⑦ | 和田圭 | 宮城 | 110.92 | 34 | 92 | ④⑥① |
⑧ | 柏野智典 | 岡山 | 109.66 | 42 | 88 | ②①❺ | |
△ | ⑨ | 岩本俊介 | 千葉 | 113.40 | 36 | 94 | ③②③ |
グランプリ出場ボーダーを争う①山田英明と、②新田祐大が早くも準決勝で激突する12R。本線は、②新田の抜け出しで②⑦、②①としたが、その理由は以下の通りだ。
まずは①山田に対し、自力のスピードで②新田が明らかにそれを上回る。その上、②新田はいつも通り好きなところから仕掛けて前を捕らえるだけだが、①山田は地元の⑤園田匠を連れて自分だけ決勝に勝ち上がるわけにはいかないだろう(いくらグランプリ出場がかかっているとはいえ)。
先捲りを放つ展開でも、②新田に上を行かれてしまって良くて⑤園田との2,3着の可能性が高い。以上の点で、①山田にとっては非常に難しいレースとなってしまったため、②新田を本命視したという次第である。
別線では③古性優作がどの位置を狙ってくるか。こちらも同郷の④稲川翔を連れているだけに、下手なレースは出来ないが、②新田の加速にどのように対応するか…。⑨岩本俊介を逃がしての3番手キープ⇒先捲りなら前残りがあるかもしれない。②③も押さえ。⑨岩本はライン2車で厳しい戦いだが、早めの主導権は握れそうで逃げてどこまで、という所。
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