【競輪高配当】今年の100万車券、どんなレースだった?
2026年9月現在、100万円以上の配当が出たのは4レース。9車立て時代から比べると格段に減ってしまったが、それでも7車立てからでも2レース出ている。今回は100万車券となったレースの内容を振り返る。
4位 2026/08/09 前橋9R 1,060,740円

関東ラインが、1-4-5で3連単4.8倍の支持を集めた一戦。
レースは最終バックで人気の1長谷川飛向が落車を誘引し失格に。3車が落車し、それを避けた5矢内良和ー3渡辺聖ー6勝俣亮の順で決着し、3連単は1,060,740円(210通り中207番人気)の配当となった。
関東3番手ー第3ラインの神奈川2人という決着だった。

3位 2026/07/19 豊橋5R 1,117,620円

人気は中国トリオの1-3-4で3連単2.7倍と集中。
レースは最終2センターで捲った1船瀬惇平を、2山田祥明がブロックすると内がガラ空きになり、その間隙を縫った6杉山剛が鮮やかに突き抜け。乗るように伸びた5冨岡健一が続き、1船瀬は3着。6-5-1は1,117,620円(210通り中198番人気)。ラインの4番手―3番手という決着は極めて予想困難だったはずだ。

2位 2026/03/14 西武園6R 1,240,140円

人気は5木村皆斗率いる関東ラインで、3連単は1-5-8と5-1-8がそれぞれ9.4倍。
レースは打鐘で5木村に地元勢が離れ、後ろにはまった近畿勢が先行する展開に。自力で捲り上げた1伊藤慶太郎に乗った8大矢将大が直線中を伸び、さらに単騎の6出澤拓也が乗りワンツー。3着には2徳田匠が粘り、3連単8-6-2は1,240,140円(504通り中482番人気)となった。3番手ー単騎ー先頭という複雑な決着。

1位 2026/08/27 前橋11R 1,296,460円

地元の1小林泰正率いる関東勢が人気を集め、3連単1番人気は5-1-9で4.6倍。
レースは最終2センターで、関東勢3車を含む6車が落車する大波乱。落車を避けた4小野大介ー7才迫開ー8張野幸聖の順で入り、3連単4-7-8は1,296,460円(504通り中456番人気)となった。関東勢が1人も入らなかったのだから、この配当も納得だろう。

100万車券レースに共通する傾向
このような100万車券レースは、ほとんどが以下の2つによってもたらされる。
・本線がしっかりしている
・落車か、それに準じる大きな動きが起きて本命選手が着外に消える
本線に票が集中すればするほど、他の目のマークは薄くなるため、人気選手が飛んだ際に100万円級の配当が出やすくなる。
ところで、過去の3連単高配当50レースを見ると、S級戦は50レース中9レースしかなく、ほとんどがA級戦に集中していることが分かる。これは実力が拮抗しているS級戦よりも、上下の格差が大きいA級戦の方が人気選手に票が集まりやすく、その分超高配当が出やすい、ということだ。
しかし今年の100万車券は4レース中2レースがS級戦。これは単純にA級戦が7車立てのみになったことで、売上規模が大きい9車立ても実施するS級戦にも等しく100万車券のチャンスが与えられた、ということになる。
だがトップは129万円と、現在歴代50位の2,060,560円(2024/10/18 奈良6R)には遠く及ばない。なお、この配当が2020年以降、A級戦が7車立てで固定された中では最高配当である。
これは競輪自体の売上が伸びたことにより、極端に票が集まらない組み合わせが無くなり、それまでなら200万円や300万円付いていた組み合わせでも100万円台の配当となった、ということが考えられる。現に、歴代最高配当の4,760,700円は、該当レースの3連単売上が6,347,600円だったため、的中が1票だった。当時とは売上が倍近く違うし、平日F2開催の1Rでも3連単の売上が1,000万円を切ることは全くない。それに従って、票の分散が起きていったというわけだ。
この先、果たして200万円台、300万円台の配当が出ることはあるのだろうか。

