京王閣競輪G3「ゴールドカップレース」3日目結果&決勝戦予想

京王閣記念G3　準決勝結果
決勝戦予想
競輪ルーキーシリーズ2020プラス
まとめ

京王閣記念G3　準決勝結果

京王閣競輪G3「京王閣記念ゴールドカップレース」は3日目が終了。準決勝の模様を振り返る。

10R

初手は⑤吉澤―①鈴木―②山田―⑨村上―④山口―⑥渡邉―③高橋―⑦成田―⑧小橋。③高橋率いる東北勢が打鐘から早めに主導権を奪い、②山田が中団、⑤吉澤は後方。その⑤吉澤が3コーナーから巻き返し、最終ホームで中団を捌きに行くが②山田に抵抗されて不発。最終バックから捲り上げた②山田に⑦成田が牽制して直線へ。ゴール前は⑨村上が中のコースを突き抜けて1着。2着は外を捲り上げた②山田、3着には⑦成田が入った。

11R

初手は⑥東矢―⑧塚本―②岩本―⑨中村―⑦松浦―①柏野―④堤―⑤古性―③渡辺。打鐘前2コーナーで⑦松浦が前に出るが、その上を⑤古性⇒②岩本が叩き②岩本の最終先行。最終バックで⑦松浦が捲ると後ろがもつれ、最終的に2番手を追ったのは⑤古性。直線はその二人が後続を引き離し1，2着。3着には大外を伸びた⑥東矢が入った。

12R

初手は②平原―⑦河村―⑧岡田―⑤菅田―①佐藤―⑨北津留―③園田―⑥山本―④池田。赤板から⑥山本⇒⑨北津留⇒⑤菅田の順でインを切るが、最終的には⑥山本が巻き返して先行。3番手は②平原が追い上げて制するが、後ろは⑤菅田が絡みもつれる。直線はそのまま捲った②平原が後続を振り切り1着。④池田が2着に粘り、3着には直線中を割った①佐藤が入った。

決勝戦予想

いよいよ雌雄を決する決勝戦。S級S班4人を筆頭に、豪華なメンバーが勢揃いした。

印	番	選手名	登録地	競走得点	年齢	期別	今回成績
△	①	佐藤慎太郎	福島	114.80	43	78	❹①③
	②	村上博幸	京都	111.75	41	86	❻②①
×	③	平原康多	埼玉	114.33	38	87	❼①①
	④	成田和也	福島	109.50	41	88	①④③
◎	⑤	松浦悠士	広島	117.77	29	98	❷①①
	⑥	東矢昇太	熊本	100.33	34	98	②③③
	⑦	古性優作	大阪	113.47	29	100	❺①②
〇	⑧	池田憲昭	香川	104.59	38	90	①③②
▲	⑨	山田久徳	京都	110.52	33	93	①①②

並び：③①④・⑦⑨②・⑤⑧・⑥

例によって難解戦だが、先行力が抜けているのは⑤松浦悠士。③平原康多、⑦古性優作相手なら主導権を握る可能性は高い。

⑦古性も京都の先輩二人を連れて後手を踏むわけにはいかず、最低でも中団を取りに来るだろう。③平原と中団がバッティングすれば、ますます⑤松浦に展開が向く。すんなりなら⑧池田憲昭との⑤⑧が本線。

怖いのは⑦古性が⑤松浦を叩いて出る展開。そうなれば番手⑨山田久徳に展開が向き、⑨②、②⑨の京都ワンツーもあり得る。ただし、グランプリ出場へ1円でも賞金を上積みしたい⑦古性が先行まであるかどうかは疑問。やはり理想は中団だろう。

③平原は①佐藤慎太郎―④成田和也の福島勢を連れての競走。③平原と①佐藤は今年全日本選抜決勝でも連携しており、他地区ながら互いの信頼は厚い。ゴール前混戦となれば底力前回のシーンも十分。①③、③①に①佐藤から別線への流しが穴。

いずれにせよ、各ライン総合力は全くの互角。展開一つで結果はどうとでも変わるだけに、寛仁親王牌決勝同様予想のファクターはしっかりと見極めて絞りたい。

本線：⑤⑧、⑤⑨、⑤③、⑤①、③⑤

逆転：⑨②、②⑨、①③、③①、⑨⑤

穴目：①④、①⑨、⑨①、①⑤、⑧⑤

競輪ルーキーシリーズ2020プラス

また、3Rには「競輪ルーキーシリーズ2020プラス」が行われる。

印	番	選手名	登録地	競走得点	級班	年齢
◎	①	山口拳矢	岐阜	89.75	S2	24
〇	②	青野将大	神奈川	89.29	A2	26
	③	石原颯	香川	81.83	A2	20
×	④	長田龍拳	静岡	84.28	A2	19
▲	⑤	土生敦弘	大阪	85.79	A2	21
	⑥	山田雄大	埼玉	76.20	A3	20
	⑦	仁藤秀	静岡	78.52	A3	22