【オールスター競輪2026】優勝賞金はいくら?各着順の賞金と年末グランプリへの影響
2026年8月11日(火・祝)から16日(日)まで、松山競輪場で第69回オールスター競輪(G1)が開催されます。ファン投票で選ばれたスター選手が集結する真夏の大一番であり、優勝者は年末のKEIRINグランプリ2026への出場権を獲得します。さらに決勝2着以下にも高額賞金が設定されているため、グランプリの賞金争いを大きく動かす大会です。
オールスター競輪2026の優勝賞金は6,900万円
オールスター競輪2026の決勝1着賞金は6,900万円です。2025年大会は6,300万円だったため、2026年は600万円増額されました。
| 年度 | 決勝1着賞金 | 前年差 |
|---|---|---|
| 2025年 | 6,300万円 | ― |
| 2026年 | 6,900万円 | +600万円 |
ここでの金額は公式賞金表に記載された競走賞金です。開催地や関係団体から副賞が別途贈られる場合は、表彰時に発表される受取総額と異なることがあります。
優勝者は6,900万円を獲得するだけでなく、G1優勝者としてKEIRINグランプリ2026への出場権を手にします。賞金ランキング下位の選手でも、オールスターを制すれば年末の大舞台へ一発で進出できるため、金額以上に大きな価値を持つ優勝です。
決勝1着から9着までの賞金
オールスター競輪2026の決勝戦には、次の賞金が設定されています。
| 着順 | 賞金 | 1着との差 |
|---|---|---|
| 1着 | 69,000,000円 | ― |
| 2着 | 37,300,000円 | 31,700,000円 |
| 3着 | 24,800,000円 | 44,200,000円 |
| 4着 | 17,010,000円 | 51,990,000円 |
| 5着 | 13,290,000円 | 55,710,000円 |
| 6着 | 10,630,000円 | 58,370,000円 |
| 7着 | 9,410,000円 | 59,590,000円 |
| 8着 | 8,630,000円 | 60,370,000円 |
| 9着 | 8,200,000円 | 60,800,000円 |
実際のシリーズ獲得額には、決勝賞金だけでなく、一次予選、二次予選、準々決勝、準決勝、ドリームレース、オリオン賞レースなどで獲得した賞金も加算されます。そのため、大会終了後に賞金ランキングへ反映される金額は、上記の決勝賞金よりも多くなります。
KEIRINグランプリ2026の出場選考
KEIRINグランプリ2026の出場選手は9名です。選考期間は2026年1月から、11月に行われる朝日新聞社杯競輪祭の最終日までとなっています。
主な選抜順位は次の通りです。
- 2026年のG1優勝者
- 世界選手権自転車競技大会の男子ケイリン優勝者
- 選考用賞金獲得額上位者
G1を複数回優勝しても、1選手が使う出場枠は1枠です。G1優勝者などを優先して選び、残った枠を賞金ランキング上位者で埋めます。
2026年8月5日時点では、全日本選抜競輪を制した脇本雄太、日本選手権競輪と高松宮記念杯競輪を制した古性優作が、G1優勝によるグランプリ出場権を獲得しています。古性はG1を2大会制していますが、出場枠としては1枠のため、現時点のG1有資格者は2名です。
2026年8月5日時点の獲得賞金ランキング
| 順位 | 選手 | 獲得賞金 | 現在の位置付け |
|---|---|---|---|
| 1 | 古性優作 | 239,525,548円 | G1優勝で出場権獲得 |
| 2 | 吉田拓矢 | 143,603,822円 | 暫定賞金圏 |
| 3 | 眞杉匠 | 104,811,674円 | 暫定賞金圏 |
| 4 | 深谷知広 | 79,252,548円 | 暫定賞金圏 |
| 5 | 脇本雄太 | 75,562,622円 | G1優勝で出場権獲得 |
| 6 | 松浦悠士 | 75,078,774円 | 暫定賞金圏 |
| 7 | 犬伏湧也 | 62,599,000円 | 暫定賞金圏 |
| 8 | 郡司浩平 | 57,165,274円 | 暫定賞金圏 |
| 9 | 新田祐大 | 52,158,000円 | 暫定賞金圏 |
| 10 | 新山響平 | 51,848,548円 | 次点 |
| 11 | 簗田一輝 | 51,145,400円 | 圏外上位 |
| 12 | 荒井崇博 | 48,350,900円 | 圏外上位 |
| 13 | 山口拳矢 | 47,839,400円 | 圏外上位 |
| 14 | 寺崎浩平 | 46,150,274円 | 圏外上位 |
| 15 | 菅田壱道 | 45,918,674円 | 圏外上位 |
現在は古性優作と脇本雄太がG1優勝枠を持っているため、残る7枠を賞金上位者で争う形です。両者を除くと、吉田拓矢、眞杉匠、深谷知広、松浦悠士、犬伏湧也、郡司浩平、新田祐大の7名が暫定的な賞金圏に入ります。
現在の実質的なボーダーは新田祐大の5,215万8,000円。次点の新山響平は5,184万8,548円で、その差はわずか30万9,452円です。11位の簗田一輝も新田との差は101万2,600円しかなく、オールスターの1走で簡単に順位が入れ替わる状況です。
古性優作または脇本雄太が優勝した場合
すでにグランプリ出場権を持つ古性優作または脇本雄太が優勝しても、新たなG1有資格者は増えません。G1優勝枠は引き続き2名となり、賞金による出場枠も7枠のままです。
賞金ボーダー付近の選手にとっては、新しい優先出場者が増えないため、比較的有利な結果となります。古性が優勝した場合は、決勝賞金だけを加えて年間獲得賞金が3億852万5,548円となり、賞金王争いでさらに大きく抜け出します。
暫定賞金圏の選手が優勝した場合
吉田拓矢、眞杉匠、深谷知広、松浦悠士、犬伏湧也、郡司浩平、新田祐大のいずれかが優勝すると、その選手は賞金枠ではなくG1優勝枠でグランプリへ進みます。
G1有資格者は3名に増え、賞金枠は7枠から6枠へ減少しますが、優勝者自身が賞金圏から抜けてG1枠へ移るため、ほかの賞金上位者への直接的な影響はある程度相殺されます。
決勝1着賞金だけを加算すると、吉田拓矢は2億1,260万3,822円、眞杉匠は1億7,381万1,674円、深谷知広は1億4,825万2,548円、松浦悠士は1億4,407万8,774円となります。グランプリ出場権に加え、年間賞金ランキングでも上位を固める結果です。
現在の賞金圏外の選手が優勝した場合
新山響平、簗田一輝、荒井崇博、山口拳矢、寺崎浩平など、現在の暫定賞金圏外にいる選手が優勝すると、賞金争いへの影響が最も大きくなります。
圏外の優勝者がG1枠へ新たに加わることで、賞金による出場枠は6枠になります。8月5日時点の順位をそのまま当てはめると、賞金枠は吉田拓矢、眞杉匠、深谷知広、松浦悠士、犬伏湧也、郡司浩平までとなり、現在9位の新田祐大が圏外へ押し出されます。
この場合、実質的な賞金ボーダーは新田の5,215万8,000円から、郡司の5,716万5,274円付近まで約500万円上昇します。もちろん、その後の共同通信社杯、寛仁親王牌、競輪祭などで順位は変動しますが、圏外選手のG1優勝は現在のボーダー争いを一変させます。
準優勝・3着でも賞金争いは大きく動く
優勝者は無条件でグランプリへ進みますが、2着以下の選手は賞金ランキングへ大きな金額を積み上げます。
| 選手 | 8月5日時点 | 2着賞金加算後 | 3着賞金加算後 |
|---|---|---|---|
| 郡司浩平 | 57,165,274円 | 94,465,274円 | 81,965,274円 |
| 新田祐大 | 52,158,000円 | 89,458,000円 | 76,958,000円 |
| 新山響平 | 51,848,548円 | 89,148,548円 | 76,648,548円 |
| 簗田一輝 | 51,145,400円 | 88,445,400円 | 75,945,400円 |
| 荒井崇博 | 48,350,900円 | 85,650,900円 | 73,150,900円 |
| 山口拳矢 | 47,839,400円 | 85,139,400円 | 72,639,400円 |
| 寺崎浩平 | 46,150,274円 | 83,450,274円 | 70,950,274円 |
新山響平が準優勝すれば、決勝賞金だけで8,914万8,548円まで増加します。簗田一輝や荒井崇博も準優勝すれば8,000万円台へ到達し、賞金争いで一気に上位へ浮上します。
3着の2,480万円でも影響は大きく、新山は7,664万8,548円、簗田は7,594万5,400円となります。実際には準決勝までの賞金も加わるため、上表以上の金額になる見込みです。
決勝進出だけでも大きな意味がある
決勝9着の賞金は820万円です。現在10位の新山響平が9着なら、決勝賞金だけで6,004万8,548円となります。11位の簗田一輝も5,934万5,400円となり、現在のボーダーを大きく上回ります。
ただし、決勝へ進んだライバルも同時に賞金を獲得するため、「決勝進出すれば必ず賞金圏へ入る」という意味ではありません。それでも、オールスター決勝へ進出することは、通常開催を何度も走るのに相当する賞金を一度に獲得できる大きな機会です。
オールスター終了後も賞金争いは続く
オールスター競輪終了後も、10月の寛仁親王牌、11月の競輪祭という2つのG1が残っています。そこで現在の賞金圏外選手が優勝すれば、賞金枠はさらに減少します。
世界選手権の男子ケイリンで日本選手が優勝した場合も優先選抜の対象となるため、最終的な賞金枠が何人になるかは現時点では確定していません。夏時点で賞金ランキング上位にいても安全とは限らず、オールスターで決勝へ進み、少しでも多く積み上げることが重要です。
