【取手競輪G3】水戸黄門賞2026展望|関東SSコンビが主役、地元勢の厚みで吉田拓矢が中心
2026年6月27日(土)から6月30日(火)まで、取手競輪場で開設76周年記念G3「水戸黄門賞」が開催される。
今年の主役は、やはり地元・茨城の吉田拓矢。そこに盟友・眞杉匠が前を回る関東S級S班コンビがそろい、地元勢も吉田有希、吉澤純平、山岸佳太、佐藤礼文ら実力者が厚く構える。
取手は400mバンクでクセが少なく、脚質による極端な有利不利は小さいコース。だからこそ、単純な先行有利・差し有利ではなく、ラインの総合力、勝ち上がりでの並び、そして最後に脚を残せる実力が問われる開催になりそうだ。
寺崎浩平が欠場となったことで、近畿勢の破壊力はやや落ちるが、南修二をはじめ、山田庸平、阿部将大、新田祐大、岩本俊介、簗田一輝、小原太樹ら他地区にも強力メンバーがそろった。関東勢が人気を背負うのは間違いないが、決勝では別線の一撃にも警戒したい。
さらに、最終日9レースには「レインボーカップ・チャレンジファイナル」を開催。A級3班の9名がA2への特別昇班を懸けて争う。
S級S班紹介
吉田拓矢(茨城・107期)
| 級班 | 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|
| SS | 118.96 | 48.3% | 67.7% | 80.6% | 逃1・捲12・差8・マ0 |
今節の中心は地元エースの吉田拓矢で揺るがない。直近4か月の勝率は48.3%、3連対率は80.6%。数字だけ見ても今回のメンバーでは最上位だが、評価したいのは勝ち方の幅広さだ。捲り12、差し8という内容からも分かるように、今の吉田は自力で仕掛けても、番手から抜け出しても勝ち切れる。地元記念で求められるのは「勝つこと」だけでなく「ラインを背負って勝つこと」。眞杉匠、吉田有希、杉浦侑吾、橋本壮史ら先行型が勝ち上がれば、番手戦の選択肢も増える。
眞杉匠(栃木・113期)
| 級班 | 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|
| SS | 118.96 | 37.9% | 65.5% | 75.8% | 逃5・捲9・差4・マ1 |
吉田拓矢と同じ競走得点118.96を持つ眞杉匠も、当然ながら優勝候補の一角。前回高松宮記念杯も決勝に進み、安定感は引けを取らない。
眞杉の強みは、単なる先行選手ではなく、状況によってはヨコの動きも含めて勝負できる総合力にある。近況もG1戦線で存在感を見せており、関東ラインの先頭を任されれば、主導権を奪って吉田拓矢へ絶好の流れを作る可能性が高い。「眞杉が駆けて吉田が差す」の形になれば、他地区にとってはかなり厳しい。逆に眞杉が自力で残れる展開なら、SSワンツーだけでなく眞杉の押し切りまで十分ある。
南修二(大阪・88期)
| 級班 | 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|
| SS | 112.94 | 14.2% | 33.3% | 38.0% | 逃0・捲2・差5・マ0 |
近畿のS班は南修二。寺崎浩平の欠場により、当初想定されていた強力な近畿連係は組みにくくなったが、それでも南の存在感は軽視できない。
競走得点や勝率だけを見ると吉田・眞杉には見劣るが、南は大舞台での勝負強さ、厳しい位置取り、番手回りでの仕事が光る。関東勢が前々に攻め合うような流れなら、直線で浮上するシーンもありそうだ。前回地元高松宮記念杯の失格を取り返すべく勝負に徹する。
S級1班上位選手紹介
北日本
新田祐大(福島・90期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 112.64 | 10.7% | 28.5% | 53.5% |
北日本の軸は新田祐大。実績面では今節でも屈指の存在だ。
直近の勝率だけなら目立つ数字ではないが、全プロ系のスピード能力、G1・G2で戦ってきた経験値は別格。櫻井祐太郎のような積極型を目標にできれば番手戦、自ら動く展開なら捲りで一撃。関東勢の独占を崩すなら、まず名前が挙がるのは新田だ。
成田和也(福島・88期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 112.54 | 13.0% | 43.4% | 47.8% |
こちらも実績抜群の成田和也は安定感が魅力。新田、櫻井、飯野祐太らとの連係が組めれば、準決・決勝でも十分勝負になる。特に取手のようなクセの少ない400mバンクでは、最後の判断力とコース取りがものを言う。
櫻井祐太郎(宮城・117期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | B | H |
|---|---|---|---|---|---|
| 107.26 | 25.9% | 40.7% | 44.4% | 11 | 14 |
北日本で展開を作るなら櫻井祐太郎。バック11回、ホーム14回と積極性は十分で、勝率25.9%も優秀だ。
新田や成田を連れて駆ける形になれば、北日本ラインの厚みは一気に増す。初日・二次予選で主導権を取り切れるかが、シリーズ全体の流れを左右しそうだ。
関東
杉浦侑吾(栃木・115期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | B | H |
|---|---|---|---|---|---|
| 111.57 | 39.3% | 51.5% | 69.6% | 21 | 17 |
S1関東勢で最も数字が目立つのは杉浦侑吾。前回高松宮記念杯は連勝で準決勝に勝ち上がり、今節のS1自力型ではトップ級の充実度だ。勝ち上がりで前を任されれば一気にレースの主導権を握れる。関東ラインが厚くなるほど、杉浦の価値は上がる。
宿口陽一(埼玉・91期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 111.16 | 16.1% | 45.1% | 54.8% |
宿口陽一はG1タイトルホルダーの実力者。近況は自力よりも差し脚を生かす競走が増えているが、2連対率45.1%と安定している。関東の3番手、あるいは番手回りになれば怖い存在。地元勢と栃木勢の後ろで脚をためる形なら、最後に突っ込んでくる。
吉澤純平(茨城・101期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 109.66 | 29.6% | 51.8% | 55.5% |
地元・茨城の吉澤純平も外せない。2連対率51.8%と、近況の数字はかなり良い。以前のような自力一辺倒ではなく、今は番手戦、差し脚、ヨコの対応も含めて総合力で勝負できる。吉田兄弟や橋本壮史、朝倉智仁ら目標が豊富な地元戦なら、勝ち上がりで大きな役割を担う。
佐藤礼文(茨城・115期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 109.88 | 16.6% | 27.7% | 33.3% |
佐藤礼文は数字こそ目立たないが、G1戦線でもライン追走や位置取りで見せ場を作れるファイターだ。地元の自力型が多い今節では、目標に困らない。吉田有希や山岸佳太、橋本壮史の番手を回る構成なら、準決突破まで十分視野に入る。
吉田有希(茨城・119期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | B | H |
|---|---|---|---|---|---|
| 109.42 | 19.2% | 30.7% | 42.3% | 6 | 10 |
地元の注目株は吉田有希。兄・吉田拓矢との連係が実現するかは、今節最大級の見どころだ。7月からは岐阜への移籍を控えており、これが最後の「地元選手としての」取手記念。大きな思い出を作れるか。
山岸佳太(茨城・107期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 107.36 | 15.3% | 30.7% | 53.8% |
山岸佳太は1月当地で吉田有希に乗って優勝しており、相性の良さは強調材料。3連対率53.8%と安定感もある。目標があれば番手で、なければ自力自在に立ち回れる。地元記念では数字以上に評価したい一人だ。
南関東
小原太樹(神奈川・95期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 112.06 | 19.3% | 35.4% | 51.6% |
南関東の追い込み型では小原太樹が筆頭。競走得点112.06は南関東勢トップクラスで、差し9回という数字も充実している。岩本俊介、和田真久留、道場晃規ら自力型と組めば、番手からの抜け出しが狙える。展開が向けば決勝でも勝ち負けだ。
簗田一輝(静岡・107期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 112.04 | 12.0% | 32.0% | 52.0% |
追加参戦の簗田一輝は、高松宮記念杯で決勝進出し準Vと、直近の実績面で非常に目立つ存在。今の勢いだけなら、今節でも上位評価が必要だ。自力の印象が強い選手だったが、近況はタテ脚を生かした追い込み・自在戦で存在感を増している。関東勢が厚い分、南関東が別線で抵抗するなら簗田の一発は面白い。
岩本俊介(千葉・94期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | B | H |
|---|---|---|---|---|---|
| 111.85 | 28.5% | 42.8% | 42.8% | 9 | 10 |
岩本俊介は南関東の自力軸。勝率28.5%、バック9回、ホーム10回と、まだまだ自力の破壊力は健在だ。取手G3でも好走歴があり、当地のイメージは悪くない。元SSの意地で関東勢に風穴を空ける。
和田真久留(神奈川・99期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 111.58 | 10.0% | 30.0% | 46.6% |
和田真久留は自力も追い込みもできる総合型。勝率は高くないが、G1・G2で揉まれてきた経験値は大きい。位置を取って直線で伸びる競走になれば、取手の標準的な400mバンクでもしっかり脚を使える。南関東の並び次第で評価を上げたい。
中部・近畿
岡本総(愛知・105期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 109.10 | 14.2% | 35.7% | 42.8% |
中部勢では岡本総が安定株。差し8回、マーク2回と追い込み型としてまとまっており、混戦で浮上できるタイプだ。中部は大砲不在の印象もあるが、皿屋豊や山田諒が前で動ければ岡本の出番は十分ある。
皿屋豊(三重・111期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 108.60 | 21.4% | 35.7% | 50.0% |
皿屋豊は中部の自力型。ベテランながらタテ脚は健在だ。関東勢が厚い開催では、自力で前々に踏める選手の価値が高い。別線の先頭を任されれば、早めの仕掛けでレースを動かす。
山田諒(岐阜・113期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 107.92 | 18.5% | 37.0% | 37.0% |
山田諒は捲り・差しの両面で勝負できるタイプ。2連対率37.0%と連絡みの力は十分ある。取手はクセが少ないだけに、後方に置かれすぎなければ捲りも届く。勝ち上がりで警戒したい一人だ。
三谷将太(奈良・92期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 111.80 | 16.6% | 29.1% | 54.1% |
近畿のS1では三谷将太が上位。3連対率54.1%と安定しており、目標があれば番手で仕事は堅実。寺崎浩平の欠場で近畿ラインの迫力はやや落ちるが、南修二、東口善朋、神田紘輔らと組めば、経験値で勝負できる。準決での連絡みには注意したい。
東口善朋(和歌山・85期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 109.44 | 7.4% | 14.8% | 29.6% |
東口善朋は数字以上に怖い存在。近況の連対率は目立たないが、G1戦線で長く戦ってきた追い込みの技術は健在だ。混戦の準決や、別線の仕掛けが重なった時に、内を突いて伸びてくるタイプ。人気を落とすなら穴候補になる。
中四国
岩津裕介(岡山・87期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 110.17 | 16.6% | 30.5% | 44.4% |
中国勢の中心は岩津裕介。中国地区は自力型の厚みこそ薄いが、岩津の立ち回りは一級品。位置を取れる選手と組めば、直線での突っ込みがある。
大川龍二(広島・91期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 109.03 | 10.7% | 28.5% | 35.7% |
大川龍二は自力自在に動ける中国勢のキーマン。捲り2、差し4、マーク2と、どの位置でも脚を使えるのが強みだ。中四国でまとまる場合、佐々木豪との連係も考えられる。流れが向けば上位進出も十分。
佐々木豪(愛媛・109期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | B |
|---|---|---|---|---|
| 109.62 | 18.7% | 34.3% | 43.7% | 6 |
四国の自力軸は佐々木豪。中四国勢がまとまれば、佐々木が前で仕掛け、岩津や橋本強が後ろを固める形もありそう。関東勢に真っ向勝負を挑むなら、このラインが面白い。
橋本強(愛媛・89期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 107.89 | 6.4% | 19.3% | 41.9% |
橋本強は大舞台慣れした追い込み型。勝ち切る数字は高くないが、3連対率41.9%と車券圏内への粘りはある。佐々木豪の番手、または中四国連係の中で流れに乗れれば、穴で3着候補に入れておきたい。
九州
山田庸平(佐賀・94期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 114.96 | 37.9% | 48.2% | 62.0% |
S1全体で最も存在感があるのは山田庸平。競走得点114.96、勝率37.9%は、S級S班を除けばトップ級の数字だ。高松宮記念杯でも決勝に進んでおり、直近の格・勢いともに申し分ない。自力、番手、単騎のどれでも勝負できる自在性があり、関東勢を崩す最有力候補と見ていい。
阿部将大(大分・117期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 優勝回数 |
|---|---|---|---|---|
| 111.68 | 31.8% | 59.0% | 63.6% | 2 |
阿部将大は直近4か月で優勝2回、2連対率59.0%と抜群の安定感。逃げ4、捲り5、差し3と、戦法の幅も広がっている。九州ラインが組めれば、山田庸平との前後は大きな見どころ。阿部が前で主導権を取る形なら、九州勢の優勝まで現実味が出る。
園田匠(福岡・87期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 110.47 | 13.1% | 34.2% | 52.6% |
園田匠は九州の番手職人。ライン戦になった時の安定感は高い。山田庸平、阿部将大、松本秀之介ら前を任せられる自力型が多く、今節は展開面でも恵まれそう。準決・決勝で九州ラインができれば、2・3着候補として厚く見たい。
松本秀之介(熊本・117期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 105.70 | 25.9% | 40.7% | 40.7% |
松本秀之介は競走得点こそ105点台だが一撃の脚があり、近況は日本選手権での好走や記念戦での連勝もあり、数字以上に警戒したい。勝ち上がりで人気薄になるなら妙味はある。九州勢の中でも穴っぽさを持つ存在だ。
S級2班の注目選手
地元・茨城勢
橋本壮史(茨城・119期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | B | H |
|---|---|---|---|---|---|
| 105.79 | 11.7% | 29.4% | 52.9% | 20 | 20 |
S2地元勢の筆頭は橋本壮史。バック20回、ホーム20回と、徹底先行型としての存在感は大きい。関東の上位選手を連れて駆ける形になれば、レースを作る役割を担う。勝ち上がりで橋本が残れるかどうかは、関東勢全体の流れにも関わってくる。
朝倉智仁(茨城・115期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | B | H |
|---|---|---|---|---|---|
| 103.46 | 22.2% | 37.0% | 55.5% | 10 | 11 |
朝倉智仁は勝率22.2%、3連対率55.5%と、S2の中ではかなり充実している。自力のバランスもよく、初日一次予選なら十分に主役を張れる。橋本壮史とは違い、捲りも使える点が魅力だ。
小畑勝広(茨城・115期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | B | H |
|---|---|---|---|---|---|
| 102.75 | 16.2% | 29.7% | 45.9% | 21 | 26 |
追加参戦の小畑勝広も地元の徹底先行。バック21回、ホーム26回と、積極性は今節でもトップ級だ。競走得点は103点にわずかに届かないが、地元戦での気合いを考えれば軽視はできない。上位の追い込み型を連れて思い切って駆ければ、波乱を呼ぶ可能性もある。
山下渡(茨城・91期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 102.56 | 8.6% | 26.0% | 39.1% |
山下渡は地元の追い込み型。自力型が多い今節の茨城勢にあって、番手・3番手で支える役割が重要になる。地元の若手機動型が勝ち上がれば、チャンスは回ってくる。派手さはないが、堅実な連絡みで注意したい。
武田豊樹(茨城・88期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 101.45 | 16.0% | 28.0% | 40.0% |
地元のレジェンド武田豊樹も出場。かつてのグランプリレーサーであり、実績・格は説明不要だ。近況の競走得点は101点台で一息だが、地元記念での存在感は別物。若手の後ろで脚をためる展開になれば、直線で突っ込む。
鈴木謙太郎(茨城・90期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 97.77 | 9.6% | 19.3% | 38.7% |
鈴木謙太郎は自力自在型。以前ほどの爆発力はないが、地元戦で気持ちが入れば一発の魅力は残る。混戦の一次予選、負け戦では狙いどころがありそうだ。
早坂秀悟(茨城・90期)
| 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 97.45 | 12.0% | 28.0% | 32.0% |
追加参戦の早坂秀悟も地元茨城。かつては抜群のダッシュで鳴らし、今もタテ脚はある。勝ち上がりでは厳しい相手が多いが、地元で見せ場を作れるかに注目したい。
注目の若手S2
星野洋輝(福島・115期)
| 年齢 | 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|---|
| 26 | 105.96 | 12.9% | 29.0% | 51.6% |
星野洋輝は26歳ながら追い込み主体で競走得点105.96。厳しい位置取りが目立つガッツマーカーだ。北日本ラインでは新田祐大、櫻井祐太郎らとの連係が考えられ、勝ち上がりで穴を開ける可能性がある。
齋木翔多(静岡・115期)
| 年齢 | 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | B |
|---|---|---|---|---|---|
| 27 | 105.96 | 25.0% | 42.8% | 64.2% | 11 |
齋木翔多は若手機動型の中でもかなり面白い存在。3連対率64.2%と安定している。逃げ3、捲り5、差し3と戦法の幅もあり、南関東の勝ち上がりを支える存在になりそうだ。
久田朔(大阪・125期)
| 年齢 | 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | B | H |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 22 | 105.00 | 25.9% | 51.8% | 70.3% | 21 | 19 |
久田朔は22歳の新鋭で、今回の若手では特に注目。3連対率70.3%、バック21回、ホーム19回と、積極性と安定感を兼ね備えている。寺崎欠場で近畿の自力不足が目立つだけに、久田が勝ち上がると近畿勢の構成は一気に楽になる。上位戦線でどこまで通用するか楽しみだ。
丸山留依(静岡・127期)
| 年齢 | 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 優勝回数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 20 | 103.87 | 48.0% | 60.0% | 76.0% | 1 |
20歳の丸山留依は、勝率48.0%、3連対率76.0%という抜群の数字を持つ127期の新鋭。3月にS級特別昇級しており、9車立てのグレード戦は今回が大きな試金石になる。相手は一気に強くなるが、勢いとスピードは魅力十分。一次予選から注目したい若手だ。
和泉尚吾(愛媛・117期)
| 年齢 | 競走得点 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|---|
| 29 | 103.56 | 20.8% | 33.3% | 54.1% |
和泉尚吾は29歳で競走得点103.56。3月の地元記念で決勝に進んだ実績もある。流れに応じて前々に踏める点は魅力。穴で押さえておきたい。
総合展望
シリーズの中心は、やはり吉田拓矢と眞杉匠の関東S班コンビ。そこに吉田有希、杉浦侑吾ら自力型と吉澤純平・宿口陽一が加わり、地元・関東勢はラインの厚みで他地区を上回る。
ただし、簡単に関東独占とはいかない。北日本には新田祐大と成田和也、南関東には高松宮記念杯で存在感を示した簗田一輝、岩本俊介、小原太樹。九州には山田庸平、阿部将大、園田匠がいて、実力面では十分に対抗できる。
ポイントは、勝ち上がりで関東勢がどれだけそろって準決・決勝に乗れるか。吉田拓矢が番手を回れる構成になれば、優勝に最も近いのは地元エースだろう。一方で、関東の自力型が多すぎて並びが分かれるようなら、山田庸平や簗田一輝、阿部将大、新田祐大の一撃が浮上する。
本線は吉田拓矢。対抗は眞杉匠、山田庸平、杉浦侑吾。穴なら簗田一輝、新田祐大、岩本俊介、そして若手では久田朔、丸山留依の走りにも注目したい。
レインボーカップ・チャレンジファイナル展望
| 選手名 | 登録地 | 期 | 競走得点 |
|---|---|---|---|
| 杉浦颯太 | 北海道 | 127 | 79.00 |
| 畑崎大輝 | 青森 | 127 | 78.00 |
| 池田充槻 | 秋田 | 127 | 78.48 |
| 楠野史尭 | 埼玉 | 105 | 78.86 |
| 木村優駿 | 埼玉 | 127 | 78.10 |
| 後藤祐貴 | 兵庫 | 103 | 77.93 |
| 野津宏介 | 福岡 | 127 | 77.84 |
| 山口留稀哉 | 長崎 | 127 | 77.72 |
| 吉田航 | 大分 | 127 | 78.86 |
127期7名に加え、105期の楠野史尭・103期の後藤祐貴の9名が参戦。特に杉浦颯太・野津宏介の両名は来期もチャレンジ戦だけに、特別昇班へ向けて気合の入る一戦となる。北日本勢と九州勢の並びが不透明なので、当日の並びをしっかりチェックしたい。
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