PIST6 2023 ラウンド18は、9月12日(火)に最終日が行われた。決勝戦には3名の選手が無傷で勝ち上がり、若手機動型が多数顔を揃えた。ハイスピードバトルが繰り広げられたなか、残り半周からまくり気味に追い込んだ堀江省吾が完全優勝を飾った。2着には藤井侑吾が逃げ粘り、堀江を追走した村田瑞季が3着に入った。
決勝戦のスタートポジションは先頭から佐藤啓斗-荒川達郎-藤井侑吾-堀江省吾-前反祐一郎-村田瑞季。レースは残り3周でペーサーが退避すると村田がインを切って、堀江がその上を押さえる。後方となった荒川が残り2周で巻き返すと、その動きを追走した藤井がスパートを開始して最終主導権を奪う。堀江は藤井に切り替えると残り半周からまくり気味に追い込んで1着でゴールを駆け抜けた。
「今日は脚が重い感じがあったけど、何とか優勝できてうれしい。(決勝戦を振り返って)村田君の動きが想定外で思ったより早く先頭に立ってしまった。その後は冷静に組み立てることができて、荒川君と藤井さんが踏み合っていたので絶好だと思っていたけど、出切ってからの藤井さんのカカりが凄くて、最後まで捕らえられるかはわからなかった。(今シリーズを振り返って)ハロンのタイムも良かったし、初日はいい感じで踏めました。準決はあまり感じがよくなくて、そのなかで決勝に臨んだけど結果を出せて良かった。優勝はできたけど、まだ力不足を感じます」
前回のPIST6 2023 ラウンド13に続き連続Vを飾り、自身の持つ最多優勝記録を塗り替えて7V(通算)を達成。現行競輪では今期からS級へと戦いの舞台を移して着実に成長を遂げており、次回は9月29日から開催される京王閣F1シリーズに出走予定。師匠の柿澤大貴と同あっ旋のシリーズで、気合十分の走りを見せてくれることだろう。
『若手機動型が積極策で魅せる』
また今節は20代の活躍が目立ち、若さ溢れる走りでファンを魅了した。表彰台入りの実績がある木村佑来は突っ張り先行で1次予選を快勝すると、続く2次予選でも2周先行と魅せるレースで勝ち切った。田口勇介も積極的な競走を続けて、初日は2周以上駆ける展開でも、持ち味の先行でしっかりと連勝を飾った。両者ともに決勝戦進出とはならなかったが、準決勝でも果敢な競走を披露しており、今後の活躍を期待させる走りを披露した。
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