PIST6 2023 ラウンド13は、7月14日(金)に最終日が行われた。決勝戦には3名の選手が無傷で勝ち上がり、力のあるメンバーが顔を揃えた。実力者達による激戦が繰り広げられたなか、2番手確保からまくった堀江省吾が完全Vを飾った。2着には後方からまくった佐藤幸治が迫り、3着には3番手から追い上げた木村皆斗が入った。
決勝戦のスタートポジションは先頭から木村皆斗-佐藤幸治-堀江省吾-木村佑来-稲垣裕之-畝木聖。レースは残り3周を過ぎても各選手の動きはなくスローペースになる。残り2周から木村佑がスパートを開始してレースが動き、合わせて踏んだ堀江が2番手に嵌る。木村佑はそのまま加速し駆けていくが、残り1周からまくった堀江が残り半周で木村佑を捕らえて、5番手からまくり上げた佐藤の猛追を振り切った。
「最近は現行競輪でも優勝できていなかったし嬉しい。(決勝戦を振り返って)誰も動かなかったけど、それも想定はしていた。残り2周からは仕掛けようと思って、ちょうど(木村)佑来と仕掛けのタイミングが被った。レース前にローラーに乗っている時から調子の良さを感じていたし、2番手に嵌ってからはこれなら優勝できると思った。(シリーズを振り返って)練習でも調子は良かった。前回、準決勝で負けたことが本当に悔しくて、今回はその思いもあってリベンジを果たせた。最多優勝はできたけど、これからもチャレンジャーとして走るのは変わらない」
前回の雪辱を晴らしついにPIST6最多となる通算6Vを達成。現行競輪でも今期からは自身初のS級昇級を決めており、次回は7月24日から行われる青森F1に出走予定。この優勝をきっかけにしてS級戦でも圧巻の機動力を見せ付ける。
『若手機動型が台頭』
また今節は119期が8名、121期が3名と、勢いある若手が多数参戦した。決勝進出を果たした3名の活躍はもちろんのこと、連日果敢な先行を披露した徳田匠や原田翔真の積極的な姿勢にも目を見張るものがあった。鈴木浩太と田川翔琉はシリーズ2勝を挙げるなど奮闘し、初参戦の森本桂太郎も250バンクに順応し2度の確定板入りを果たした。それぞれが持ち味を存分に発揮して今シリーズを盛り上げた。
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