PIST6 2023 ラウンド2は、4月19日(水)に最終日が行われた。決勝戦にはPIST6での実績ある選手に加えて、タイムトライアル1位の安倍大成が順当に勝ち上がった。目まぐるしく展開が動き激戦となった中、2番手を確保した太田龍希が直線で抜け出して初Vを決めた。2着には堀江省吾が続き、3着には安倍大成が逃げ粘った。
決勝戦のスタートポジションは先頭から望月一成-山田義彦-堀江省吾-安倍大成-太田龍希-小原太樹。レースは残り3周半で小原が進出を開始してペーサーが退避するとインを切った。その動きを追った堀江が残り2周半で小原を押えて先頭に立つと、5番手となった安倍は残り2周で一気にスパートを放ち堀江を叩いて先行態勢に入る。太田は安倍を追走して2番手を確保すると、残り1周で巻き返した堀江に合わせて発進。直線で安倍を捕らえると、堀江の猛追を振り切って先頭でゴール線を駆け抜けた。
「優勝できると思っていなかったし嬉しい。(決勝戦を振り返って)強い安倍さんの後ろだったし、追走をメインに考えていた。安倍さんが早めに仕掛けて2番手を確保できたことが大きい。コース順が良かった。(シリーズを振り返って)今節はいつも以上に前々に動けていいレースができたと思う。今まで準優勝が最高だったから、やっと優勝できて良かった。(現行)競輪でも前場所の取手は成績が悪かったからこれで気分も上がった」
過去には2度の準優勝があり、どちらも僅差でチャンピオンの座を逃していただけに、今回の優勝は喜びもひとしおだろう。次回は4月27日から開催される函館F1に出走予定で、勢いそのままにS級初優勝を目指す。
『タイム上位者が力を示す』
また、今節はタイム上位者が順当に勝利して実力を示した。初日は2次予選で失格した中島詩音を除いた全てのレースで1番車が勝利。2日目に行われた準決勝でも連勝で勝ち上がった選手が3連勝を決めて決勝戦へと駒を進めた。若手機動型が多数参戦し、ハイレベルとなった今シリーズは、力のある選手がしっかりと結果を残した。
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