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G2「第37回共同通信社杯」決勝戦結果&回顧~山口拳矢が史上最速でのG2制覇!グランプリ出場へ大きく前進

共同通信社杯G2 決勝戦結果

G2「第37回共同通信社杯」は今日決勝が行われ、岐阜117期の山口拳矢が優勝した。山口は2020年5月のデビュー以来、1年と114日でのG2制覇を果たし、これまで深谷知広(静岡)が持っていた、デビュー最速でのG2制覇記録(1年159日)を45日塗り替えた。2着には平原康多、3着には鈴木裕が入った。払戻金は2車単が2-9で4,230円、3連単が2-9-4で58,810円

決勝戦回顧

初手は7郡司浩平4鈴木裕1清水裕友9平原康多6杉森輝大―2山口拳矢―8新山響平3新田祐大5守澤太志。前を取った7郡司が赤板から後ろの8新山を警戒しながらペースを上げるが、8新山が巻き返したタイミングで1清水が先に動いて南関東勢をかく乱。東北勢が前に出た後ろの4番手には1清水が入った。7郡司もすぐに巻き返したが1清水にブロックされ不発。更に後方から捲った2山口が東北勢に迫ると、3新田はヨコに振りつつ踏み込んで直線へ。ゴール前は2山口が東北勢をねじ伏せ1着。捲りに続いた9平原が2着、自力に切り替え中を伸びた4鈴木が3着に入った。

見ごたえ十分の大乱戦は、最終的に地元の山口拳矢に軍配。”銀河系軍団”117期から、ついにタイトルホルダーが誕生した。

まず初手は大方の予想通り、南関勢が前で中団が関東。主導権取りが濃厚だった東北勢がスタートを控えて後方という形になった。この時点で、先に動く東北勢に対し、別線がどう動くかがレース中盤の焦点となった。新山としては、何とか後ろを競らせないように主導権を奪いたい。一方、前を取った郡司としては、出来るだけ東北勢を引き付けて主導権を奪わせ、4番手をキープしたい。それぞれの思惑が重なった結果、赤板手前から我慢比べのような状態となった。

しかし、郡司にとって誤算だったのは真後ろにいた清水が先に動いたこと。新山が逃げる前に動かれ、外へ内へとかく乱を受けた結果、脚を使わされ位置も失うという最悪の結果に。最終ホームから巻き返したが、完全に前にスピードを合わされており、更に清水にもけん制を受けて終了。勝負権を早々に失った。一方の清水も、先に動いて位置を取ったは良かったが東北3番手・守澤の強烈なブロックを受け苦しい形。何とか抜け出そうともがいたが、終始内に詰まる格好で力を出せずにレースを終えた。

中団で有力選手が潰し合う絶好の形となり、あとは新田がどこから前に踏んで抜け出すかという状態となった所へ、飛んできたのがじっくりと脚を溜めていた山口。好スピードで前へ迫り、すぐに東北勢の横まで並んだ。ここで新田が番手捲りを打てば、恐らくは山口を合わせ切って守澤とのゴール前勝負に持ち込めたはずだが、新田は3コーナーでヨコに振ってしまった。

山口はあまり脚を使わずにレースを運べていたため、一発のけん制では簡単にスピードが鈍らない。一方、ヨコの動きに長けているわけではない新田はブロックを敢行した結果、100%のスピードで踏み切ることができなかったのではないか。その結果、直線で新田は失速、外を踏んだ分山口が最後まで伸び切り、優勝のゴールを飾ることとなった。

サマーナイトフェスティバルでも単騎で優勝まであと一歩と迫っていた山口が、同じく単騎で、今度は地元のビッグレースを優勝。昨年5月のデビュー以降、わずか1年4カ月足らずでタイトルを手にしてしまった。S級昇級以降は、勝ちに徹したレーススタイルが物議を醸すことも少なくなかったが、そのスタイルでG2優勝までこぎ付けたのだから悪く言われる筋合いはどこにもないはず。これで獲得賞金を大幅に上積みし、深谷知広以来となる「デビュー1年半でのグランプリ出場」も視野に入ってきた。残り2回のG1出場でそのプレッシャーに打ち勝ち、結果を残すことができるか。若武者の挑戦に、引き続き日本中の注目が集まる。

凱旋する山口

まとめ

山口拳矢の優勝で幕を閉じた共同通信社杯が終了し、次回のグレードレース開催は、9月23日(木・祝)から開催される青森記念G3「みちのく記念競輪・善知鳥杯争奪戦」。どうぞお楽しみに。

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競輪歴12年(みんなの競輪チーム 所属)

輪pedia 編集者兼ライターの「競輪歴12年」です。 長年培った知識を活かし、競輪に関する有益な情報を提供していきます。