全日本選抜競輪　決勝戦予想

12R　決勝　発走予定時刻16:30

印番選手名登録地競走得点年齢期別成績
△①和田健太郎千葉117.653987❽③②
○②松浦悠士広島117.283098❶❸②
×③平原康多埼玉118.903887❶❹③
④深谷知広静岡115.083196❸❾①
⑤守澤太志秋田114.953596❻③①
⑥園田匠福岡109.883987❽②③
◎⑦郡司浩平神奈川117.583099❷❶②
⑧諸橋愛新潟114.134379❷❻③
▲⑨清水裕友山口113.8826105❶❷①
並び：④⑦①・③⑧・⑨②⑥・⑤

3度深谷を利する郡司が地元G1優勝へ一直線

S級S班6名が勝ち上がったが、上位はほぼ2日目スタールビー賞の再戦ムード。それなら、再現を狙う⑦郡司浩平に本命を打つのは自然の流れだろう。連日先行に強い意欲を見せている④深谷知広とは3度目の連携。その④深谷も準決勝は逃げ切りを決めており、状態は徐々に上向いている。決勝戦も主導権を奪えば、番手を活かして⑦郡司が踏み込んで勝機。連下は①和田健太郎が食い下がるか、中団を確保しそうな③平原康多が突っ込むか、中国両者の差し込みか。⑦①、⑦③、⑦⑨から。

こちらも今開催3度目の連携となる⑨清水裕友―②松浦悠士の中国両者だが、南関勢の2段駆けにすんなり呑み込まれると苦しい。ここは最終ホームまでに早めの巻き返しか。②松浦が最終的に自力で踏み込むと逆転がある。②⑨、②⑦、②③が逆転。

③平原は中団から遅めの捲り追い込みか、先行争いを一気に捲る展開が理想。突き抜けて優勝を飾るには展開の注文がつくが、連下には外せない。③流しならば別線への狙いか。単騎の⑤守澤太志は好位追走から連下候補に。

展開のカギ

①和田健太郎…まずは強力な前2人に離れることなく食らい付くことが大前提。すんなりした形だと前を抜くのは厳しいが、⑦郡司が早めの二段駆けを打つ展開なら、長めの直線を利してゴール前勝負に持ち込む。

②松浦悠士…自力でも優勝できる脚はあるため、⑨清水に前を任せつつ最終的には自分で踏み込む形になる。最終ホームで前に出ていれば絶好のチャンスだが。

③平原康多…絶対的な脚力差を展開と技でカバーしたい。上に触れたとおり、勝ちパターンは最終バックを過ぎてからの捲り追い込みか、先行争いを一気に捲る形。展開の助けを待ちたい。

④深谷知広…ここも⑦郡司を連れて一気に仕掛けるだけ。自分のレースをしてどこまで粘れるか、だろう。決勝戦だけに⑦郡司が残すレースをするとは考えづらく、最悪玉砕覚悟で。

⑤守澤太志…援軍無く苦しい単騎戦。先手ラインの4番手を回っては良くて2着だし、関東勢の3番手を回っても展開は無い。かと言って番手戦を仕掛ける程のヨコの強さも無く…。優勝には相当恵まれないと。

⑥園田匠…中国勢に任せてギリギリまで追走を決め、直線は目を瞑って空いたコースに飛び込むいつものスタイルでどこまで前に迫れるか。4コーナーを回って車群がバラければあるいは。

⑦郡司浩平…ここも④深谷を信じて追走あるのみ。地元のG1決勝だけに、前にも後ろにも配慮は無用。最後は確実に獲るレースで人気に応えたい。

⑧諸橋愛…まずは③平原に全権委任。すんなり捲り切る展開なら直線勝負に持ち込めるが、場合によっては最終2センターでわずかなコースをこじ開ける、いつもの大勝負に打って出るだろう。

⑨清水裕友…⑦郡司に2段駆けを許すと捕まえきれる保証は無いため、どこかでは仕掛けなければならない。自分が勝つレースなら遅めの捲り追い込みで⑦郡司だけを目標にすればよいが、ラインも長くまずは最終ホームまでに巻き返しを打ちたい。

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