高知競輪G3 開催展望

4月6日(木)~4月9日(日)の日程で、高知競輪G3「よさこい賞争覇戦」が開催される。豪華メンバー集結の今開催を展望する。

S級S班が何と5人参戦

注目が集まる松浦悠士(ウィナーズカップ優勝時)

何と言っても注目は5人が参戦するS級S班。筆頭は当然脇本雄太(福井)だが、常に腰の状態不安は付きまとう。走ってみないと分からない部分はあるが、力を出し切れば復活Vを挙げても何らおかしくはない。

地元地区で奮起したい松浦悠士(広島)が逆転筆頭。ウィナーズカップで復活の優勝を果たした後、玉野記念では勝ちきれなかったが4日間確定板を確保した。状態は着実に戻りつつあり、ここは後輩の頑張りに応えて優勝を狙う。

新田祐大(福島)―佐藤慎太郎(福島)のラインも侮れない。2月の当地全日本選抜は煮え切らない結果に終わったものの、本質的に両者とも500バンクがマイナスには働かない脚質。展開によっては思い切った仕掛けで活路を見出す。

年が明けてからなかなかいい所がない平原康多(埼玉)の逆襲も待たれるところ。今回は関東の援軍も多いだけに、不動の司令塔としてしっかり前後をコントロールし、直線での逆転に懸けたい。

注目選手~地元四国地区

何と言っても注目は犬伏湧也(徳島)。単騎大カマシで押し切った大垣記念を見れば分かる通り、すでに破壊力はG1クラス。ここは勝負所で松浦との連携も有望視され、持ち味を生かした長距離砲で別線を粉砕するか。

相変わらず安定感は皆無の原田研太朗(徳島)も、本来は記念優勝クラスの実力。高知バンクなら多少後方に置かれても巻き返しは効くだけに、買うなら頭固定で。当地69周年覇者の山中貴雄(高知)は、2月全日本選抜で最終日2着。地元なら普段の倍の力を発揮するので、人気を落としても押さえたい。

注目選手~中国地区

玉野記念で決勝進出を果たした太田海也(岡山)が3度目の記念参戦。決勝こそ悔しい結果となったが、連日のパフォーマンスはインパクト抜群だった。同地区の同じく徹底先行型・町田太我(広島)と共に開催を大いに盛り上げたい。

注目選手~その他の地区

南関東勢は少数精鋭。前回玉野記念決勝で連携した渡邉雄太(静岡)―小原太樹(神奈川)が連続参戦。その時は展開が上手くハマった感はあり、ここも展開の助けは欲しい所だが、一撃の魅力は多分に秘めている。

近畿の軸は稲川翔(大阪)。近況大いに捲りも出ており、脚の状態はかなり良さそう。タテヨコ自在に強気の運びで決勝へ。九州からは荒井崇博(長崎)がエントリー。今回も前後に堅実な後輩が多く参戦しており、作戦が上手く決まれば優勝争いに加わってもおかしくない。

決勝戦想定メンバー

選手名登録地級班
佐藤慎太郎福島SS
新田祐大福島SS
平原康多埼玉SS
脇本雄太福井SS
松浦悠士広島SS
渡邉雄太静岡S1
稲川翔大阪S1
犬伏湧也徳島S1
荒井崇博佐賀S1

また、最終日にはガールズ120期・122期の成績上位者によるガールズフレッシュクイーンが開催される。デビューからすでに優勝16回を数える吉川美穂(和歌山)が軸の開催となりそうだ。

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