第67回オールスター競輪 決勝戦結果
G1「第67回オールスター競輪」決勝戦が18日行われ、大阪の古性優作が優勝した。古性はG1通算7回目の優勝、オールスターは2021年以来3年ぶり2回目の優勝。2着には窓場千加頼、3着には新山響平が入った。3連単は2-7-9で27,700円。
決勝戦回顧
初手は7窓場2古性8松井1郡司9新山3佐藤4守澤6渡部5眞杉。赤板で9新山が抑えて先行。最終バックで7窓場が捲り、3佐藤がけん制。直線は7窓場の外から2古性が伸び切って優勝のゴールを決めた。
選手採点
1着 2古性優作 5.0
前取りに成功し、窓場の力を信頼して終始追走。東北勢を前に出した時点でも、神奈川勢ににらみを利かせて中団をキープした。窓場の捲りのおかげもあり、直線は鋭く外を伸びて勝ち切る。完璧な勝利。
2着 7窓場千加頼 5.0(+0.5)
新山に抑えられた時点で粘る素振りを見せつつも中団に引くうまい運び。すんなり位置が手に入ったのもあるが、新山の先行を捲ってのワンツーは価値が非常に大きい。タイトル奪取は目の前。
3着 9新山響平 4.0
番手以下を競られることもなく、非常にすんなりとした先行が叶う。本領の粘り強い逃げを見せたが、最後は近畿勢の決め手に屈した。強い競走は見せた。
4着 8松井宏佑 3.0(-0.5)
勝負所で7番手に置かれ、捲り届かず。これが決勝でなければ、新山が前に出た時点で巻き返していただろうが、勝ちを意識するあまり別線をあてにする競走になってしまった。
5着 3佐藤慎太郎 3.0
新山の先行に応えんと、捲った窓場をけん制する動きを見せたが、そこから前をかわして押し切るだけの力が残っていなかった。
6着 1郡司浩平 2.5
前の松井が置かれる競走ではこれが精一杯。前をキープしていればまた違った展開があったかもしれないが。
7着 4守澤太志 2.0
東北3番手を追走しただけで終わってしまった。
8着 6渡部幸訓 1.5
守澤同様、東北4番手の追走で精一杯だった。
9着 5眞杉匠 0.5(-0.5)
単騎戦で終始9番手では見せ場を作れるはずもなかった。
編集部から
今年のG1・G2戦線はここまで、郡司浩平(全日本選抜)→脇本雄太(ウィナーズカップ)→平原康多(日本選手権)→北井佑季(高松宮記念杯)→眞杉匠(サマーナイトフェスティバル)→古性優作(オールスター)と全て優勝者が違う珍しい展開。古性がオールスターを制して4つ目のグランプリの椅子を手にしたことで、残る枠はあと5つとなり、現在賞金でグランプリ出場が確実視されているのは5位の清水裕友のみ。実質残りは4枠ということとなった。
今回決勝2着の窓場千加頼が約3,500万円、3着の新山響平が約2,500万円を上積みして一気にグランプリ出場圏内に突入。眞杉匠、佐藤慎太郎、深谷知広といったS級S班はそのすぐ下あたりに付ける形となっており、維持へ向けて残り3つのG1・G2で上位進出が絶対条件となる。
そして、昨年のGP王者・松浦悠士が非常に苦しい戦いを強いられている。現在のボーダーから約3,000万円も離されている現状で、このままでは残り2つのG1のいずれかを優勝するか、両方で表彰台に乗らなければ連覇を目指すグランプリ出場は見込めない。しかし、最終日に今年G1で2回目の失格を犯し、あと1回G1・G2で失格するとグランプリの出場権利を失うという、後がない状況に追い込まれている。
次回グレードレース開催案内
【要エントリー】ポイント10万円分を山分け!『小田原競輪G3 ポイント山分けキャンペーン!』(8/24~8/27)
競輪を買うなら『みんなの競輪』
キャッシュバックでお得に競輪が楽しめる!「みんなの競輪」公式サイトはこちら!
PIST6公式投票サイトのご登録はこちら!
公式LINEでお得な競輪情報を配信中!!
オートレースくじ「当たるんです」はこちら!
【いつでも輪pediaの記事更新通知が受け取れる!ポップアップ通知の利用方法】
輪pediaメールマガジン登録はこちら!
オススメ記事
競輪歴15年(みんなの競輪チーム 所属)
最新記事 by 競輪歴15年(みんなの競輪チーム 所属) (全て見る)
- 【新競輪・PIST6】本日の予想情報 - 2024年9月30日
- 競輪のルール編~後編~分かりにくい失格もこれを読めば解決! - 2024年9月18日
- 競輪のルール編~前編~分かりにくい失格もこれを読めば解決! - 2024年9月17日