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G1「第64回オールスター競輪」決勝戦回顧

第64回オールスタ―競輪 決勝戦結果

G1「第64回オールスター競輪」は15日決勝が行われ、大阪の古性優作が優勝した。古性は7回目のG1決勝で初優勝。2着には脇本雄太、3着には守澤太志が入った。払戻金は2車単が4-2で690円、3連単が4-2-7で5,280円。

決勝戦回顧

初手は1新田祐大5佐藤慎太郎7守澤太志8成田和也6中川誠一郎ー2脇本雄太ー4古性優作3平原康多9深谷知広。赤板で9深谷が単騎動き、それに乗って2脇本が前を叩いて主導権。1新田はすぐに追い上げて4番手に入り、最終バック捲ったが不発。直線は粘る2脇本を4古性がわずかに捕らえて優勝。3着には大外を伸びた7守澤が入った。

型通りの先行勝負を打った脇本雄太の先行に乗り、古性優作が悲願のG1初優勝を飾った。

初手は最内枠に新田祐大が入ったことで、やはり東北勢が前。後ろに近畿勢が構える格好となった。この形になった時点で、後ろから抑えるorカマすであろう脇本に、新田がどのように対応するかが焦点となると思われた。

しかし、初手で9番手となった深谷知広が、単騎で上昇。狙いはイン切りで、脇本の上昇を待つ形だったのだろう。それに呼応して脇本が後方から一気に巻き返し、すんなり主導権を奪った。深谷は平原康多の後ろ4番手を狙って踏み込んだが、一旦後方になった新田がすぐに巻き返し、中団争いは新田に軍配が上がった。

だが、ここから中団以降の選手にチャンスが巡ってくることはなかった。脇本が掛かりの良い先行で後続を完封。3番手の平原は直線まで全く動けず、4番手の新田も捲りを打ったが前を捕まえるには至らない。直線も近畿勢が前をキープしたままで、最後は番手の古性がわずかに差しかわして優勝のゴールを飾った。別線は、直線大外を今日強襲した守澤が激戦の3着争いを制すにとどまった。

新生近畿ゴールデンコンビの今後に期待

実質二分戦ということで、やはりレース展開は単調なものになり、内容も脇本の強さが際立つ形となった。深谷が早めにインを切って好位キープを狙ったり、新田もそれに呼応して踏み上げて中団を奪うなど、何かしようという意図は見られないわけではなかったが、それらはあくまで「脇本の後ろを確保しよう」という意図がぶつかっただけであり、却って脇本がマイペースで逃げることを手助けする形になってしまった。

予想記事でも紹介した通り、脇本には2車でも一気に逃げてやろうという気概があり、それに見合うだけの自信と脚力が備わっている。その辺りの意識の差が、今回の結果となって表れたのではないか。

そして、その気持ちに応えてG1初優勝を飾ったのが、今回の勝者である古性。昨年は同じく脇本マーク、4コーナーほぼ番手の位置から追い込むも3着に終わったが、今年こそは絶好の展開をしっかりと生かした。まさに昨年の雪辱を果たした格好で、7回目のG1決勝での悲願達成。初のグランプリ出場権も手にした。現在の近畿勢において、脇本の番手を追走し、そして直線できっちりと差し込める稀有な存在。今後も、脇本との新生ゴールデンコンビで競輪界を席巻することとなるだろう。

一方、完敗を喫した新田は、これでG1決勝では脇本に3連敗(昨年高松宮記念杯→寛仁親王牌→今回)。大舞台でのこの着順の差は、やはり先行に対する意識、脚力など、様々なものの表れだろう。4車ラインを背負って前に一度も迫れずでは、レース内容も決して良いとは言えない。ラインを活かす競走を今一度考え直し、再度挑む必要があるだろう。

まとめ

古性優作の優勝で幕を閉じたオールスター競輪が終了し、次回のグレードレースは8月21日(土)から開催される松戸競輪G3「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」。次回もどうぞお楽しみに。

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競輪歴12年(みんなの競輪チーム 所属)

輪pedia 編集者兼ライターの「競輪歴12年」です。 長年培った知識を活かし、競輪に関する有益な情報を提供していきます。