2022年後期の級班が決定
先日、2022年後期の選手適用級班が発表された。今回は、主な昇級・昇班/降級・降班選手をカテゴリーごとにまとめていく。
S2⇒S1
最年長は稲村成浩(群馬69)の50歳。前期2班落ちを喫した伏見俊昭(福島75)、大塚健一郎(大分82)が順当に1班復帰を果たした他、佐々木則幸(高知79)、小岩大介(大分90)、桐山敬太郎(神奈川88)、柴崎俊光(三重91)、鈴木竜士(東京107)ら実力者が1班に戻ることとなった。
中堅どころでは、須永優太(福島94)が初のS1昇班。若手からは、隅田洋介(栃木107)、藤井侑吾(愛知115)、松岡辰泰(熊本117)、松本秀之介(熊本117)らが初の1班昇格を決めている。
A1、A2⇒S1、S2
最年長は53歳の三住博昭(神奈川61)。SS経験者の新田康仁(静岡)は半期でA級を抜け出し、来期はS級1班となる。Twitterで人気の八谷誠賢(福岡77)、S級での実績断然の松坂英司(神奈川82)も来期は順当にS級へ。一方、甲斐康昭(群馬89)はデビュー18年目にして初のS級昇級。平原啓多(埼玉97)もデビュー12年目でついにS級選手の仲間入りとなった。
若手注目株からは117期の長田龍拳(静岡)、貴志修己(和歌山)、山本勝利(東京)、渡邉雅也(静岡)、115期の齋木翔多(静岡)らがS級昇級を決めている。
A3⇒A1、A2
最年長は55歳の杉山正和(三重59)。119期からは、現在46名中37名が来期A2昇班を決めている。
S1⇒S2
2020年前期に2班落ちを経験した神山雄一郎(栃木61)が、2年ぶりにS2に降班。2016年日本選手権準優勝の川村晃司(京都85)が2009年以来13年ぶりのS2となった他、記念2Vの実力者・池田勇人(埼玉90)も11年ぶりに1班から陥落。松本貴治(愛媛111)は昨年オールスターの失格の影響で、来期予選スタートが決まっている。
S1、S2⇒A1、A2
今期もG1優勝経験者のS級陥落が相次いでいる。
2008年全日本選抜を制した三宅伸(岡山64)がS級から陥落。記録上では1990年以来、実に32年ぶりのA級戦を戦うこととなった。また、1998年の競輪祭を制した加倉正義(福岡68)も近況振るわず、こちらは1992年以来30年ぶりのA級落ちとなった。
さらに、2008年に日本選手権・高松宮記念杯とG1を連覇した渡邉晴智(静岡73)も1996年以来26年ぶりのA級戦へ。大阪の名バイプレイヤー・前田拓也(大阪71)も近況欠場が続き、1995年以来27年ぶりのS級陥落となった。
その他、2005年西王座優勝の山内卓也(愛知77)も25年ぶり、抜群のスプリント力で10年代のG1戦線でも活躍した早坂秀悟(茨城90)は12年ぶりのA級戦。S級最年長だった萩原操(三重51)も、59歳のシーズンはA級で迎えることになった。
A1、A2⇒A3
「闘将」佐々木昭彦氏(佐賀43)の弟で、自身も2度のG1決勝進出歴がある佐々木浩三(佐賀50)が、60歳のシーズンをチャレンジ戦で迎えることが決定。日本選手権6回出場で、2020年前期までS級に在籍していた服部克久(熊本90)、鋭い捲りを武器に500勝を達成した倉岡慎太郎(熊本59)、デビュー3年目で日本選手権に出場した経歴を持つ才迫勇馬(広島95)ら実力者も3班落ちとなった。
まとめ
今回は2022年後期に昇級・昇班/降級・降班する主な選手を紹介した。ここに名前が挙がっていない選手については、競輪オフィシャルサイトから選手を検索し、プロフィールの「次期級班」から確認していただきたい。
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